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ドラマ「坂の途中の家」を見たら、柴咲コウさんを追い込む環境が切なすぎた。ドラマは裁判員裁判の話。自分が選ばれたら・・・感情移入しまくってしまうだろうな、そんなプレ体験が出来るドラマ。 No5541

おはようドクター・ヒヤリ

 

ドラマ「坂の途中の家」を見たら、柴咲コウさんを追い込む環境が切なすぎた。ドラマは裁判員裁判の話。自分が選ばれたら・・・感情移入しまくってしまうだろうな、そんなプレ体験が出来るドラマ。 No5541

 

ドラマ、坂の途中の家

日曜日の仕事中や、
夜何かをしているときなど、
よくアマプラを見ています。

 

医師関連、
警察や刑事、
金融機関、銀行、
ドラマTVもの、

など日本製のドキュメンタリーを良く見ています。

もちろんアクション(吹き替え)や、
たまにホラーも(笑)

 

半面、

韓国製や字幕、アニメ、
といった他のジャンルはまったく見ません。

 

そんな中でも、
色々と考えさせられる作品がこちら。

 

日本の悪しき風習や考え方、
女性を追い込んでしまう環境、
声を上げられない場面など、

色々と考えさせられます。

 

女性はこうあるべき

かといって、
はやし自身は何もしていないので、
偉そうなことは言えません。

ただ、
身近で苦しんでいる人がいる、
個々人の考えを押し込んでいる、

 

しかも、知らず知らずのうちに、
気付かずにそれが当たり前のように、

やってしまっている。
ことに気付ける人はどれくらいいるのでしょうか。

 

だから、見ながらにして、
追い込まれていく柴咲コウさんを見て、
子供に手をかけた瞬間を見て、、、

切なくなります。
息が詰まりそうに思います。

 

これがまた、、、

これを介護の現場で、
認知症の現場で、
介護施設でも、

起きてしまっています。

 

認知症の人は出来ないから、
時間がかかるから、
やってあげないといけないから、

職員側も良かれと思って、
早く終わることが良いと思って、
代わりにやってあげて、

 

としてしまっていることが、
結果的に、、、、

本人の能力を奪い、
やる気をそぎ、
出来ることが出来なくなってしまう、

なんてことがあります。

 

常に口出しする○○さん

私は認知症の方が大好きなので♪

忘れてても、
言えなくても、
切なくても、
塗り絵が出来なくても、

かわいいものは可愛い♪

だから自由に塗り絵してもらいます。
困ったら助言します。

 

その反面。

大昔の話ですが、、、
認知症の方に特にうるさい人がいて、

詳細は一切言いませんが、

 

とにかく、
認知症の方にうるさかった(怒)
(二度言った)

 

その人は、認知症の方をとにかくコントロールしたがる。

塗り絵の時は、「この場所はこの色を」
トイレや行動を起こすと、「こうしてください」
話しかけられると、「この言葉はこう言いましょう」

 

そして尚更、認知症の方は不穏になり、
またさらに言動が厳しくなって、
言った人自身も辛くなって、、、、逃げて行った。

その人はそれが当たり前だと思っており、
注意しても逃げる。

 

それはその方の価値観や、
育ってきた環境、
両親との複雑な関係性により、

生み出されたその人なりの考え方だが、
その認知症の方との関わりは、、、

全力否定する。

その関わり方は、おかしい。

 

ドラマ、坂の途中の家でも

ドラマの中でも、
夫役の田辺さんは、普通に言います。

「○○したら、恥ずかしいよ」

母役の高畑さんも、普通に言います。

「あなたは何も出来ない子だからね」

 

そんな価値観を押し付けてきます。
だれもそれを悪いとか、
辞めて欲しいとか、

ましてや全力否定する人はいません。

母親には最後の最後で言えましたが、、、

 

しかし

もっと自由に考えてもらったり、
自分の発想を柔軟にしたり、
嫌なことは嫌と言える文化を作ることで、、

柴咲コウさんのような方を減らすことが出来るのでは?

そう思います。

 

だから私も認知症の方と接するときは、

ニコニコ近づいて行って、
やわらかく声かけして、
ちょいちょいいたずらして(笑)

その方を少しでも笑顔にします。

 

より自由な発想で、
塗り絵もしてもらい、
本当に困ったら「ここはこの色がいいんじゃない?」

なんて言います。

 

が、そんな自由に考えさせることも、
もしかすると、

認知症の方の徘徊につながったり、
自由にさせすぎて困る、

なんて意見も裏ではあるのかも知れませんね。

 

だから大事なことは、
お互いがフラットで自由にお互いの価値観を語り合える、

そんな場が望ましいのでは?

そう強く願います。

 

裁判員裁判の話

ドラマ、坂の途中の家は、
裁判員裁判の候補者に選ばれたこと、から始まります。

 

選ばれた柴咲コウさんが、
同じような年齢で子供に手をかけてしまった、容疑者に、、、

感情移入していきます。

 

この容疑者役がなんと、
水野美紀さんなんですが、最初まったく気付きませんでした。

 

めちゃくちゃ演技が上手で、
長い髪で顔が見えなかったので、
気付きませんでした。

名前の聞かない俳優さんかな、
と思っていたのですが、ほんとに水野さんでした。

 

アメリカの陪審員制度とまったく違い、
日本の裁判員制度は、発言権が重く、
参加した方の負担が大きいと聞いています。

 

自分が選ばれたら・・・・

本当に混乱するし、
自分じゃなくても、

そう思うこともあるでしょう。

 

私もきっと、

認知症の親に手をかけた子供の容疑者だったり、
子供に手をかけた親が容疑者だったり、

すると感情移入しちゃうのでしょう汗

 

それをプレ体験させてくれる、
ドキュメンタリードラマでした。

切ないですけど。

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)