おはようあかちゃん魔王(あかちゃんまおう)
R6/10/30(水)福井県 介護者支援 家族の日 記念講演会が無事終わりました。その1となりのかいご・川内代表が真に伝えたかったことは、本人がにこにこストレス少なくすごせる日々を、送るために家族は家族の役に徹しよう! No5624
介護者支援、介護の日・記念講演会が無事終わりました
先日アップしていた、、、、
10/30(水)福井県 介護者支援
家族の日 記念講演会が無事終わりました。
終わったあとの感想は、
肩の荷が下りた。。。。
と素直な気持ちです。
となりのかいご・川内さんが真に伝えたかったことは
PREP法で書け、
とお題が出ているので(笑)、
先に結論を書きますと、、、
となりのかいご・川内さんが
真に伝えたかったことととは、、、、
介護保険を勉強する?
地域包括支援センターに連絡する?
いますぐ県外の実家に帰る?
ICTのデバイスを実家に設置する?
いいえ、それも大事でしょうが、
「話しやすい、相談しやすい、雰囲気と関係性を作る」
ことが一番ではないでしょうか。
それが介護離職にどうつながるのでしょうか。。。。
それを、この記事でも、
機会が合わずに見れなかった方も、
ベンチャーピッチに参加していて見れなかった方も、
後追いで理解して頂ければ、
幸いです。
家族は家族の役割を全うする
そしてさらに、川内さんが伝えたかったこととは、
家族は家族としての役割を全うすることであり、
その基本は、
「高齢者本人がにこにこ笑顔で、いい気分で過ごせる一日を作り出し続ける」
ことこそが、
総括すると伝えたいことでした。
というのも、
家族で介護する現場では、
たくさんのゴカイが生じており、
役割分担を明確に決めすぎたり、
ギチギチにやりすぎることで、、、
全員が不幸になる。
そうおっしゃっていました。
それは例えば、、、、
認知症の高齢の母と、
娘の会話一つであっても、
娘「今日は何月何日?」
母「えっと、、、」
娘「キー」
母「ごめんなさい、、、」
なんて会話が繰り広げられたとしても、
短期記憶障害で覚えられない母にとっては、
ストレスでしかなく、
そのストレスがより、
認知症の増悪に影響を及ぼします。
また、認知症の高齢の父と、
息子の会話であっても
息子「薬飲んだ?、今からデイサービス行くよ、早く準備して」
父「わかりました。」
と言いながらも、、、
父の心の声「自分は薬も飲めてないのか、息子に世話をかけているのか・・・」
と思わせる可能性があり、
結局ストレスになり、
そのストレスがより、
認知症の増悪に影響を及ぼしているのです。
ほんと悲しい現実あるあるです。
本人がにこにこ気分よく過ごせる日々とは
そうじゃなく、
母と娘の例では、
娘「私が生まれた頃、覚えてたらでいいから教えて、どんな子だった??」
母「あなたが生まれたときは、真ん丸の顔してて、
よく熱が出てみんなを困らせたの(笑)、
だけど祖母もかわいがってくれてね・・
特に小学校入学のときは・・・」
と涙が止まらないくらい、
明るく笑顔で語りだすことでしょう。
あかん、書いてるだけで目頭が熱くなります(泣)(泣)
父と息子の例では、
息子「親父とお袋が出会った時や、結婚した時の話教えてよ、覚えてる範囲でいいよ」
父「母さん(妻)と出会ったときは、同じワンダーフォーゲル部のサークルでさ、
ちっちゃくてかわいくて、もてたんだよ。母さん。
その時は、母さんが猫・俺が熊と呼ばれてな・・・
美女と野獣とか言われて、、、、周りから持ち上げられて結婚したんだよ」
なんて、
鼻を触りながら自慢する父の話が続くことでしょう。
って、これ父の実話やん(笑)
だから、
薬飲んだか、変な人にお金払ってないか、
デイサービス行く時間だ、キー!!
なんてお互いストレスが貯まることはせず、
そういったことは
介護事業者、ケアマネら専門家に丸投げ!
すればいい、
ってことです。
私らが関われば、
ケアマネ「いろいろと巡回していて今回も訪問したのですが、
悪徳訪問販売や電話で金払えって言ってくる方が多くて・・・
毎週月曜日と木曜日にはデイサービスがお迎えに来るので・・・」
なんてやんわりと言って、
しっかりと段取りよく、進めます。
家族が真面目に介護することが、必ずしも善ではない
そして川内さんの話は続きます。
ケース①
真面目に親の介護をするために、、、
頻繁に県外の実家に通い、
リモートワークを導入し、
後悔しないために関わり、
行く末は仕事まで辞めて同居して、、、
選択肢が少ない中、老人ホームに入所せざるを得なかった。
ケース②
「親不孝でごめんね」と言いながら、、、、
県外の親のところには2か月に一度、
基本電話やビデオ通話で対応、
職場の有給取得はぼちぼち、
辞めずに続け、
地元の特養に入所できた。
結果的に、
ケース②の方が、
トータルのお金も安く住み、
最後まで本人がストレス少なく笑顔で過ごせていた。
という例でした。
なかなかここまではっきりと違いが出る、
似たような事例、
というのはないでしょうが、、、
あるあるです。
子供たちは無理やり仕事を辞めなくても、
焦って辞めなくても、
いいよ、という典型的な例であることがわかったでしょう。
そんな現場をたくさん・たくさん、
見てきたケアマネージャは専門家です。
そんなケアマネージャが関わる前から
素晴らしい娘さんや息子さんもいらっしゃいますが、
残念ながらそうじゃない方々もいます。
そんな例もたくさん見てきまして、
距離感を作りながら、保ちながら、、、
本人が気持ちよく過ごせる介護!
が出来るように、
配慮してくれています。
そんなことを、
川内さんがおっしゃっていたんです。
そしてあの因縁の(笑)、
川内さん vs はやしのセッションはどうなったでしょうか(笑)
続く
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