おはようモンブラン城の大臣(モンブランじょうのだいじん)
CareShowJapan2025はおまけ
先日、CareShowJapan2025を見学した、
という記事を書きました。
またさらに、一堂に会する場所が非常に良いね、という話も書いています。
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CareShowJapanの訪問は、
セミナーに参加したり、
途中で打合せで抜けたりなどして、
あまり時間のない中で動いていました。
だから本命ではありません。
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翌日のハイテク特養、サンタフェガーデンヒルズの見学が、
本当の目的の一つなのです。
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ハイテク特養、サンタフェガーデンヒルズとは
サンタフェガーデンヒルズとは、
東京都大田区、空港の近くにある特別養護老人ホームです。
設立して20年ほど経ちますが、
特養、老健、デイサービス、ショートステイがてんこ盛りに詰まり、、、、、
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さらにテクノロジーをフル活用して、
見守りや介護の仕事を軽減する!
のが目的です。

なんと高さは10階以上!

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玄関もリハビリ室も屋上も明るい!
サンタフェガーデンヒルズで驚きなのが、
いろんなところが明るいのです。
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玄関も。
しっかりと太陽光が入ります。

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リハビリ室も。
営業しておらず、
電気も付いていても、それ以上に日光がキレイに入ります。

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そして屋上は特に。
もちろん天気が良かったのもありますが、
ロケーションも抜群です。

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何がいいって、
空港や飛行機が見えることで、モチベーションが上がり、
施設が明るくて気持ちも明るくなります。
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これはリハビリしなくても、、、良くなる!
こと間違いありません。
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ハイテク特養ゆえに、テクノロジーが130以上
ハイテク特養、
と言えるだけあって、使用しているテクノロジーは130以上です。
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そんじょそこらの有料老人ホームあんしん村なんか比ではありません(笑)

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普通の施設で取り入れているもの、
マニアックなもの、
高額なもの♪、
スタッフ一人ひとりが身に着けるもの、
などなど、
ハイテクさが現れます。
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人数が多いので、3チームに分かれ、
順番にご説明頂きました。
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スタッフの身体的負担を軽減する
テクノロジーでまず考えなければいけないことは、
スタッフの身体的負担を軽減することです。
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そのために、展示用で置いてありますが、、、

Hugや移乗用マシンが展示用で置いてあるほどで、
さらにはセグウェイや、ロボットスーツまで置いてあります。
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これらは働く人たちの
身体的負担を軽減し、働きやすさを追求したものです。
動きを丁寧にご説明頂きました。
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人員配置は2対1でなく
テクノロジーを導入する、
新しい技術や業務ロジックを導入するためには、
ゆとりがないと出来ません。
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現状でゆとりも、
考える余裕も、
気持ちの余裕すらもない状態では、
新しいことは受け入れられません。
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ゆえに人員配置や、作業効率を常に考えた状態で、
仕事をされており、
通常?なのか、
特別養護老人ホームの常識なのか、
わかりませんが、
一般的には2対1の人員配置、
つまり、お客様2名に対して、常勤換算1名という配置に対して、
、
サンタフェガーデンヒルズでは、
2.8対1の人員配置、
つまり、ゆとりをもって、お客様2.8人に対して、常勤換算1名という配置が出来ており、、、

結果的にゆとりある業務が出来ています。
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入浴介助は一人で
例えば、入浴介助は、一人で行っており、
部分的にヘルプが必要であれば、2人で行うことがあります。

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上記を見ると、浴槽が3種類。
特殊浴槽(機械浴)、重介護度者向け。
ADL浴槽(機械浴)、軽介護度者向け。
個浴(一般浴)、軽介護度者向け。
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入居者の状態によって、
一人一人の状態にあわせた介助を職員一人で行い、
ゆったりとした介護が出来ている雰囲気を感じました。
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うちの施設だと、、、
職員2~3名で入居者2~4名をあくせくしながら、、、、、
という感じになるので、
必然的にゆとりがなく、
新しいことも、
革新的なことも、
なかなか取り入れられません。
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時間的余裕を入居者に、
資金的余裕を職員の処遇に、
充てていることから、良い循環が生まれています。
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業務改善プロセスは改善改善改善・・・
今回、魚を得たいんじゃなく、
魚釣りの方法を聞きに来ました。
なので踏み込みます。
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そんなサンタフェガーデンヒルズさんも、
1日でここまできたか、というと、そんなことはありません。
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改善を重ねて、
積み上げて、
施設開設後20年かかって、
ここまで来ています。
その基本はPDCAだとおっしゃいます。

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プロジェクトを立ち上げ、
見える化をしてから、、、、
PDCAを回していき、
改善改善改善を積み重ね、実行していくことで出来ました。
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このプロセスモデルが現在、
厚生労働省の生産性向上モデルになっている、と勝手に推測しています。

だって、書かれていること、
同じ内容なんだもん。
。
見学は有料、総理大臣だって視察に
なので、AIのすごい人がチームに入っていたり、
総理大臣が見学にいらしたり、
そもそもこの見学自体も有料化したり、
につながっている、
というわけなんですね。

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国内のみに治まらず、
海外からも視察にいらして、
見学料だけでうはうは(笑)、、、、、かも知れませんね。
(料金は不明)
。
その有料ツアーを、、、
タダカヨメンバーに入れたことで、
タダカヨとのつながりがあったことで、
日頃、こちらも努力することで、
無償参加出来たというのは、
めちゃくちゃありがたいので、、、、
恩返しのために、
この記事を書いて、少しでもSEO対策になり(笑)、
サンタフェガーデンヒルズの広告宣伝になれば・・・・
と思います。
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マインドセットは「まずはやってみよう!」
そして重要なマインドセットがさらりと書いてありました。
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それは、「まずはやってみよう!」
という文化を醸成してきたことです。

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一時的には大変だと思います。
DXを進めたときには、
紙とタブレットと二重かよ、、、、
と思われましたが、
タブレットに移行できたら、、、もう楽になります。
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弊社でも夜勤の報告を、
タブレットベースで行っている職員もいます。
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先日も某所で口論になりましたが(笑)、
新しい文化を取り入れるのは大変ですし、
アレルギーを起こされますし、
反発もあります。
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ただはっきり言います。
その見えないビジネスモデル、
今までやって来たからという昭和のやり方、
では、
若い人は絶対に入ってきませんから。
若返りなど夢のまた夢。
継続性が危ぶまれます。
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