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サンタフェガーデンヒルズはハイテク特養、総理大臣や外国からも見学者が来てしかも有料。人員配置や職員への処遇も差別化しまくり。そのビジネスモデル・良循環を生み出すには、見える化から。No5743

おはようモンブラン城の大臣(モンブランじょうのだいじん)

CareShowJapan2025はおまけ

先日、CareShowJapan2025を見学した、
という記事を書きました。
またさらに、一堂に会する場所が非常に良いね、という話も書いています。

CareShowJapanの訪問は、
セミナーに参加したり、
途中で打合せで抜けたりなどして、

あまり時間のない中で動いていました。

だから本命ではありません。

翌日のハイテク特養、サンタフェガーデンヒルズの見学が、
本当の目的の一つなのです。

ハイテク特養、サンタフェガーデンヒルズとは

サンタフェガーデンヒルズとは、
東京都大田区、空港の近くにある特別養護老人ホームです。

設立して20年ほど経ちますが、
特養、老健、デイサービス、ショートステイがてんこ盛りに詰まり、、、、、

さらにテクノロジーをフル活用して、
見守りや介護の仕事を軽減する!
のが目的です。

なんと高さは10階以上!

玄関もリハビリ室も屋上も明るい!

サンタフェガーデンヒルズで驚きなのが、
いろんなところが明るいのです。

玄関も。
しっかりと太陽光が入ります。

リハビリ室も。

営業しておらず、
電気も付いていても、それ以上に日光がキレイに入ります。

そして屋上は特に。

もちろん天気が良かったのもありますが、
ロケーションも抜群です。

何がいいって、
空港や飛行機が見えることで、モチベーションが上がり、
施設が明るくて気持ちも明るくなります。

これはリハビリしなくても、、、良くなる!
こと間違いありません。

ハイテク特養ゆえに、テクノロジーが130以上

ハイテク特養、
と言えるだけあって、使用しているテクノロジーは130以上です。

そんじょそこらの有料老人ホームあんしん村なんか比ではありません(笑)

普通の施設で取り入れているもの、
マニアックなもの、
高額なもの♪、
スタッフ一人ひとりが身に着けるもの、

などなど、
ハイテクさが現れます。

人数が多いので、3チームに分かれ、
順番にご説明頂きました。

スタッフの身体的負担を軽減する

テクノロジーでまず考えなければいけないことは、
スタッフの身体的負担を軽減することです。

そのために、展示用で置いてありますが、、、

Hugや移乗用マシンが展示用で置いてあるほどで、
さらにはセグウェイや、ロボットスーツまで置いてあります。

これらは働く人たちの
身体的負担を軽減し、働きやすさを追求したものです。

動きを丁寧にご説明頂きました。

人員配置は2対1でなく

テクノロジーを導入する、
新しい技術や業務ロジックを導入するためには、

ゆとりがないと出来ません。

現状でゆとりも、
考える余裕も、
気持ちの余裕すらもない状態では、

新しいことは受け入れられません。

ゆえに人員配置や、作業効率を常に考えた状態で、
仕事をされており、

通常?なのか、
特別養護老人ホームの常識なのか、
わかりませんが、

一般的には2対1の人員配置、
つまり、お客様2名に対して、常勤換算1名という配置に対して、

サンタフェガーデンヒルズでは、
2.8対1の人員配置、
つまり、ゆとりをもって、お客様2.8人に対して、常勤換算1名という配置が出来ており、、、

結果的にゆとりある業務が出来ています。

入浴介助は一人で

例えば、入浴介助は、一人で行っており、
部分的にヘルプが必要であれば、2人で行うことがあります。

上記を見ると、浴槽が3種類。
特殊浴槽(機械浴)、重介護度者向け。
ADL浴槽(機械浴)、軽介護度者向け。
個浴(一般浴)、軽介護度者向け。

入居者の状態によって、
一人一人の状態にあわせた介助を職員一人で行い、
ゆったりとした介護が出来ている雰囲気を感じました。

うちの施設だと、、、
職員2~3名で入居者2~4名をあくせくしながら、、、、、

という感じになるので、
必然的にゆとりがなく、
新しいことも、
革新的なことも、

なかなか取り入れられません。

時間的余裕を入居者に、
資金的余裕を職員の処遇に、
充てていることから、良い循環が生まれています。

業務改善プロセスは改善改善改善・・・

今回、魚を得たいんじゃなく、
魚釣りの方法を聞きに来ました。
なので踏み込みます。

そんなサンタフェガーデンヒルズさんも、
1日でここまできたか、というと、そんなことはありません。

改善を重ねて、
積み上げて、
施設開設後20年かかって、
ここまで来ています。

その基本はPDCAだとおっしゃいます。

プロジェクトを立ち上げ、
見える化をしてから、、、、
PDCAを回していき、
改善改善改善を積み重ね、実行していくことで出来ました。

このプロセスモデルが現在、
厚生労働省の生産性向上モデルになっている、と勝手に推測しています。

だって、書かれていること、
同じ内容なんだもん。

見学は有料、総理大臣だって視察に

なので、AIのすごい人がチームに入っていたり、
総理大臣が見学にいらしたり、
そもそもこの見学自体も有料化したり、

につながっている、
というわけなんですね。

国内のみに治まらず、
海外からも視察にいらして、
見学料だけでうはうは(笑)、、、、、かも知れませんね。
(料金は不明)

その有料ツアーを、、、
タダカヨメンバーに入れたことで、
タダカヨとのつながりがあったことで、
日頃、こちらも努力することで、

無償参加出来たというのは、
めちゃくちゃありがたいので、、、、

恩返しのために、
この記事を書いて、少しでもSEO対策になり(笑)、
サンタフェガーデンヒルズの広告宣伝になれば・・・・

と思います。

マインドセットは「まずはやってみよう!」

そして重要なマインドセットがさらりと書いてありました。

それは、「まずはやってみよう!」
という文化を醸成してきたことです。

一時的には大変だと思います。
DXを進めたときには、
紙とタブレットと二重かよ、、、、

と思われましたが、
タブレットに移行できたら、、、もう楽になります。

弊社でも夜勤の報告を、
タブレットベースで行っている職員もいます。

先日も某所で口論になりましたが(笑)、
新しい文化を取り入れるのは大変ですし、
アレルギーを起こされますし、
反発もあります。

ただはっきり言います。

その見えないビジネスモデル、
今までやって来たからという昭和のやり方、

では、
若い人は絶対に入ってきませんから。
若返りなど夢のまた夢。

継続性が危ぶまれます。

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ABOUT US
HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)