おはようたけのこぼうや
県外から福井の有料老人ホームに入居するには
GWが終わり、なんだか一安心しながらも、
休みが終わって寂しい思いもありながら。
しみじみ思っています。
。
ときおり問合せがあるのが、
県外から有料老人ホームあんしん村に入居するには
どうしたらいいですか?
という質問。
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結論から言うと、
全然OKですが、
住民票の問題、病院間の連携、移動の手段など、課題があります。
福井に家族がいることや緊急時の対応が必須になります。
とお伝えします。

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福井に家族・身より・緊急連絡先がいないと入居できない
大前提としてお伝えしておきますが、
福井に家族・身より・緊急連絡先が
いらっしゃらないと入居できません。
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以前にも保証人や身よりの問題は、
終活座談会でもお伝えしています。
その中で何よりも、
緊急時が発生したときに、対応できる家族や身より、緊急連絡先の方がいないと、、、、
万が一の対応が出来ません。
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なので、県外の高齢者を福井に呼びたい、
という方々は福井に家族がいることや、
身よりがいることが大前提となります。
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身よりがいない、福井にぽんと言って入居したい
福井に住んでいるけど、緊急連絡先となる家族がいない
家族は福井市内にいるけど、疎遠だったり、仲が悪くて連絡をとっていない
なんてケースも同様に、
入居が難しくなります。
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連携する内容とは
連携する先はいろいろとありますので、
しっかり対応していきます。
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要支援・要介護ならば
要支援の方、要介護の方など、介護保険を利用していれば、、、、
・地域包括支援センター
・居宅介護支援
などケアマネージャ等としっかり、連携します。
情報を取り寄せて、収集します。
フェイスシート1枚でもありがたいです。
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入院中ならば
入院中であれば、病院に連絡し、
ADLやIADL、既往歴やリハビリの状況(FIM)といった詳細を取り寄せます。
既往歴や科の内容、
退院後の連携先をどうするか、
例:協力医療機関のどちらにするか等
を内部で検討します。
。
主治医がいれば
介護保険を申請していれば、主治医がいらっしゃいます。
なので、紹介状を作成頂いたり、
おくすり手帳を頂くのはもちろんのこと、
家族にこれまで重症化・手術・入院した既往歴がないか、
などを確認します。
。
直接会えない
本来なら、直接お会いして、
話しを聞いたり、歩く様子を動画で撮ったり、
するのですが、県外だと直接会えないので、、、、
家族が訪問したときや、
連携室の方と相談し、
オンラインなどで対応したり、動画を撮ってきてもらったりします。
。
入居時の移動
移動にあたっては長時間が覚悟されます。
家族の車に乗せられて来れば、、、、大丈夫なのですが、
車いすの場合、
ストレッチャーの場合、
医療的に処置が必要な場合、
など、介護タクシーや、
別途有料で訪問看護師を依頼することがあります。
。
重症な方、介護度が重い方は、、、、残念ながら
移動自体がストレスになるので、諦めることも多いです。
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体験入居の課題
実は先日、県外からの入居相談を頂いたのですが、
過去に体験入居をしています。
ちょうどコロナの真っ最中で、
いろいろとありましたが、、、今はそんな時期ではありません。
体験入居を行えるのであれば、
出来る限り調整します。
旅行気分で福井に来てもらいます♪
。
住所地特例を解消するために、住民票は、、
県外や福井市外から直接、介護施設や有料老人ホームに入居すると、
住所地特例の問題が発生します。
住所地特例とは、ケアマネ試験で必ず1問は出される、
「忘れてはならない」対応のことです。
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住所地は県外にあるのに、
福井市に住民票がある、、、そんな特例の扱いでして、
直接入居して住民票をあんしん村に移すと、、
すると、
・介護保険の申請
・認定調査の代行
といった手続き関係が県外になってしまいます。
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なので、福井に家族がいることを前提としてお伝えすれば、
家族のところに住民票を一旦移してもらいます。
これまで、、、
・坂井市・あわら市(坂井地区広域連合)
・永平寺町・鯖江市・越前市
・勝山市・大野市
といった福井市外でも対応しておりますので、
嶺北なら大丈夫です。
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その後、折を見て、
必要性があれば、
あんしん村に住民票を移動します。
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これまでにNGになったケース
これまでにNGになったケースも多々あります。
例えば、、、
- 胃ろうや管があるなど、移動が困難なケース
- 福井に身よりがいない、遠い親戚がいるなど、保証人がいないケース
- 生活保護などの付加的手続きが発生するケース
- 既往歴がややこしいケース(透析や難病)
- ぽんと来て「今から体験入居したい」という方
- 精神疾患で不安定な方
- 上記が複合的に発生する方
。
そして県外の方からも一方的に相談がある場合もありますが、
医療ミスがあった、
病院のせいで寝たきりになった、
60才だけど受け入れ先を探している
といった問合せもある場合も。
。
もう話しを聞くだけになるケースもあり、
ほんとごめんなさい、ってところです。
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しかしながら基本ポリシーとしては、
まずは相談に応じます!
とお一人ずつ、
話しは聞いており、
真摯に居室の空き状況など、
対応はしますので、
ご安心くださいね。
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