おはようおんせん母さん
備蓄米が放出されました
既存のやり方で放出してても、
なかなか価格が落ちなかった備蓄米ですが、、、、
小泉農相が就任した瞬間、
安い価格で出てきて驚きです。

売れ残りが強調されていますが、
6200袋を用意し、5800袋が即日売れ、400袋が残っているということですから、
どれだけ待ち望んで売れたか、
がよくわかります。
。
コメの価格が値上がりするのは、
JAがまず一次卸として受入れ、卸の数が多いこと、
小分けや精米などの過程で価格が上がること、
に加えて、万博や外国への販売など、
急な需要が増えたことによる出し渋りで、価格が上がったものと想定されます。
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なので今回の小泉農相の決断で、
そのプロセスを一気に省略したがゆえに、、、価格を落とすことが出来ました。
私もコメ農家を少ししていましたが、
農家が出すお米の値段はこれまでが安すぎました。
ゆえに、キロ2000円では到底難しいだろう、と思いますが、、、、
値上がりが一気に進んでしまうことが問題です。
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そのプロセスは、MRI(三菱総合研究所)様が詳細に書いてくれているので、ご覧ください。
『令和のコメ騒動』(3)コメ価格高騰の構造と備蓄米放出の意味
結局のところ、
明確な理由はなく、販売量が増加したこと、
品物がないことから仕入れ価格が上昇し、結果的に価格を下げられない、、、、
という流れなので、
備蓄米の放出のような、カンフル剤は非常に有効だ、というわけです。
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安い米と高い米、これが当分は混在するのかも知れません。
ただ、正規の米の値段はなかなか下げられないのが実情でしょう。
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有料老人ホームも安い施設と高い施設がある
有料老人ホームでも最近は、
安い施設が増えてきたり、同一系列の施設がどんどん増えてきています。
一方、あんしん村は高いと言われています。
がどう違うのでしょうか。
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人件費や材料費・物価の高騰、
介護保険料があまり上がらない背景を考えると、、、
施設の維持費・運営費はなかなか下げられません。
人手や手間がかかることを考慮すると、
決して安くは運営できません。
また、コスト=人手や個別ケアですから、、、、
。
価格が安い=個別ケアが少ない
というのが一般的ですから、
価格が安い有料老人ホームというと、
あまり何もしてくれない、ということになり得ます。
事実、裏方での話は色々と出てきているとのことでした。
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一方高い施設はというと、
フルサービスという場合があり、それもやりすぎると経営自体が危うくなってしまいますから、、、、
そこはバランスが求められる、
ということです。
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米という物の販売とは異なり、
こちらはサービスですから、
単純に価格を操作できるものでも、
しないものでもありません。
値段に関わらず、
悪いサービスを提供する施設は自然淘汰され、
入居率が維持出来ず、生き残れないというだけなのです。
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有料老人ホーム選びは、周囲の評判を
安いからよい、
高いから安心だ、
とは一概に言えませんから、
有料老人ホーム選びは、周囲や入居された方の評判をしっかり聞いてもらえればと思います。
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その情報をある程度知っているのが、
・その地域の地域包括支援センターさん
・その地域の居宅介護支援事業所のケアマネさん
もちろん家族や親せきなどで、
入居された方々がいれば、聞いてみてください。
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あとはご自身の収入や貯金残高などを踏まえた上で、、、、
有料老人ホームを選んで頂いたり、
実際は体験入居やショートステイなどを通じて、選んで頂くことがいいでしょう。
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実際に自分の目で見て感じて、
をお願いいたします。
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お米の話に戻りますが、
放出されたのは古古米とのことですが、味はまったく落ちていない!
という評判が多いようです。
これは倉庫業者の方々が、しっかり温度管理や品質管理をしてくださっていたから、というわけです。
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そんな倉庫業者も備蓄米を放出したことでで、、、、
保管料が入ってこない(泣)(泣)

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いろんな業種が複雑にからむ資本主義や、
しがらみが多い日本社会を象徴しており、
そのしがらみで、、、、米の値段が上がったことも、十分理解しておく必要もあります。
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