おはようあかりさん
地域包括向け、ICT勉強会が終了しました
先日、地域包括支援センターの勉強会にて、
ICT勉強会を行ってきました。
NotebookLMで文字起こしをする!
みなさん出来るようにする!

と言い放ってどうなったでしょうか。
。
結論を先に言うと、
iOSは問題ないが、
Androidスマホの場合は非常にやりにくかった・・・・
ということでした。
。
というのも、
iOSは私が使い慣れてることや、ある程度操作が簡単だったことから、、、、
NotebookLMに音声を読み込ませ、要約を出力させることが出来ました。
しかしながら、
Androidスマホややこしや・・・
。
適切なケアマネジメントの基本ケアから抽出しよう!
勉強会は前半・後半と別れており、
後半が私の担当でしたが、
。
前半は適切なケアマネジメントを応用した、
踏み込んだ研修会でした。
毎度のようにグループに分かれて話し合いをし、
適ケアの基本ケアの番号について
1G:1,5,7,22,43
2G:3,5,10,7,42
3G:5,7,20,43,45
といったように、
。
適切なケアマネジメントの「基本ケア」

(画像にリンク貼ってあります)
から「あたりをつけて」番号を抽出していきます。
。
これが人によって番号が違ったり、
優先順位が違ったりするのがまた、面白いというか、
いろいろな価値観があるので慣れると…楽しいのです。
慣れるまでが・・汗
。
NotebookLMに適ケア+事例を読み込ませる!
これは事例をもとに行っているので、
さっそくこれを、NotebookLMに読み込ませました。
。
1,適切なケアマネジメント手法の項目一覧および本編冊子を読み込ませる
まずは適切なケアマネジメント手法の項目一覧、
本編冊子をソースに読み込ませます。
から、
本編冊子、
基本ケア、
手引き(その1・2)
をNotebookLMに読み込ませます。
。
PDFでもよし、URLでもよし。
URLは変更になる可能性があるので、出来ればPDFを読み込ませるといいですね。
この状態でノート名を「適ケアテンプレ」とでもしておき、
いくつかコピーを作っておきます。

。
2,事例を読み込ませます
紙で配布された場合、文字起こしが時間がかかるので、、
GoogleKEEPで文字起こし、
またはiphoneの写真から文字起こし、
にて事例をテキストで出力し、
プロンプトに貼り付けます。
プロンプトは適当で(笑)
「5つ番号抽出」
「項目5つを簡単に」
とかで大丈夫です。
出力されたら「メモに保存」とします。
。
3,長ければ3つまたは、簡潔に
普通に出力するとめちゃくちゃ長いので、
「短く3つ」
「優先度の高いもの3つ」
と絞り込むとより簡潔になります。
すると、、、

支援内容:28
というように、想定される支援内容と番号、またその理由などが出力されます。
。
NotebookLMが選んだ項目は、ケアマネ1人分
ここで大事なのが、、、
AIの結果は、一つの選択肢であるということです。
つまり、ケアマネ1人分の意見でしかない、
ということです。
。
本来の適ケアの目的は、
・全方位的に見ると、あたりを付けること
・ケアマネ一人の価値観・優先度に偏らない
・漏れをなくす
ということですから、
NotebookLMが作ったものを正にしてしまうと、
。
発言力の強い人の意見を採用、
となってしまうわけです。
そうじゃなく、
一つの意見ですから、それも踏まえて、
担当ケアマネが決断していく、
という流れになります。
決してAIに振り回されないようにします。
。
深堀する
「適ケアテンプレ」としてたくさんコピーしておき、
どれか一つを選びますが、、、、
今後、
初回面談の音声データ、
その後ヒアリングやモニタリングの音声データ、
担当者会議の音声データ、
などがあれば、
その利用者のNoteとしてどんどん追加していきます。
。
そこに適ケアを読み込ませておく、
と、より深堀されて、よりケアプランが洗練される、
というわけです。
。
現に、
2/1初回面談
4/22担当者会議
で、在宅から施設に入られた方の音声データだけ2本を読み込ませたところ、

。
プロンプト「ケアプランの変更点」
とするとこうなりました。

。
そんな違いだって見つけてくれるわけです。
AndroidスマホからNotebookLMはうまく行かない人もいましたが、
半分はうまく行きました。
しかしながら、こうした結論を先に示しておくことで、、、
研究材料のようなNoteが増えていく・・・
さらにそれを、
コピペして張り付けたり、
URLを共有したり、
してお互いで研鑽できますよね!
。
ちなみにNotebookLMのNote数は500が上限だそうです。
。
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