はやしブログの読み方・カテゴリーなどの説明はこちらから

医療・介護等支援パッケージおよび重点支援地方交付金の活用、介護保険最新情報Vol1444が11月に交付していた、月額1.9万円の処遇改善を行う内容には1920億円の予算。でも・・不十分な理由とは。No6053

おはよう黄ドキンちゃん(きドキンちゃん)

医療・介護等支援パッケージおよび重点支援地方交付金の活用

介護保険最新情報 Vol1444、

医療・介護等支援パッケージおよび重点支援地方交付金の活用

が交付されています。
12月に出回ってきた、、、と思ったら11月28日に交付されているのですね。

その内容は多岐に渡っています。
また予算もしっかりと確保してくれているので、ありがたいことはありがたいのですが、、、、

1920億円の予算を組んだとしても、
日本全国で26万件の事業所があるわけですから、、、、単純に割ると73万円。

1事業所で73万円あったとして、
従業員でそれを割ったとしても、ほんとにどれくらいの処遇改善になるか・・・・不安です。

施策名ア:介護分野の職員の賃上げ、職場環境改善支援事業

その一番予算が大きいのがこちら、

施策名ア:介護分野の職員の賃上げ、職場環境改善支援事業

となっており、

支給要件・金額については、

①介護従事者に対する幅広い賃上げ支援 1.0万円
②協働化等に取り組む事業者の介護職員に対する上乗せ 0.5万円
③介護職員の職場環境改善の支援
※人件費に充てた場合、介護職員に対する0.4万円の賃上げに相当

目玉の交付事業となっているのですが、
前述のとおり、ざっくり言って1事業所73万円しかないのに、賃上げを月1万円~1.5万円したところで、全体で行き届くはずがありえません。

しかも対象期間は令和7年12月~令和8年5月と半年間の限定的な内容ですから、
ベースアップなども行えません。

これは私の主観ですが、、、
全事業所が申請があるわけではなく、規模の大きいところ、
アンテナが立っているところ、申請があったところに支給することを暗黙にしています。

しかもこれまでの経過を見ると、これまで、、、、

介護職の賃上げ、月6000円値上げします

介護職の賃上げ、1.9万円

と言ってきたりしましたが、
実際そこまで上がることはまったくなく、いいところ半額程度。

それはほんとに詐欺だと思える内容です。
期待だけさせて、ほんと詐欺です。

だから今回もそこまで大きな期待には感じられず、
はいはい、ってところです。

とは言え、今までと違うのが3段階ありまして、

その2段目が不平等です。

生産性向上や協働化に取り組む事業者(※2)

2段目の

生産性向上や協働化に取り組む事業者(※2)

については、このように補器されています。

(※2)処遇改善加算の取得に加え、以下の要件を満たす事業者。
ア)訪問、通所サービス等
→ ケアプランデータ連携システムに加入(又は見込み)等。
イ)施設、居住サービス、多機能サービス、短期入所サービス等
→ 生産性向上加算Ⅰ又はⅡを取得(又は見込み)等。

訪問、通所系は、これを機にケアプランデータ連携システムを導入、
または予定を組みましょう、という内容。

施設、居住サービスなどは、
生産性向上加算ⅠまたはⅡを算定または取得すること。

とあるので、しごくまっとうな内容で、
前向きに生産性向上やケアプランデータ連携システムを導入してきた方には、

すっきり申請できる内容となっている、
というわけです。

短期入所生活介護、いわゆるショートステイは、
特養などに併設されているパターンが多いのですから、生産性向上加算または、
ケアプランデータ連携システムのどちらでも大丈夫でしょう。

ただ、多機能サービスは、いわゆる

・小規模多機能型居宅介護
・看護小規模多機能型居宅介護

と言われるもので、ケアプランデータ連携システムの導入効果はさほどなく、
生産性向上加算の算定をすすめられるでしょう。
(加算あるんですね、知らんかった)

※ケアプランデータ連携システムを積極的に導入している事業所もあります

すでに取り組んでいるところは、
取得できる加算は常に上位を取っているので、、、、

・処遇改善加算Ⅰ
・サービス提供加算
・特定事業所加算
・生産性向上加算

などなど、しっかり取得しているので、さほど問題はないので、1.5万円ゲットになる。

というわけです。

これで1.5万円加算、
といっても従業員全員がベースアップ出来る、というわけではありません。

ただ今回はケアマネージャも対象になるなど、今回は

令和7年度補正予算案による賃上げ支援(月1.0万円相当)では、以下のサービスに従事する職員が明記されています

  • 訪問看護(看護師、准看護師など)
  • 訪問リハビリテーション(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)
  • 居宅療養管理指導(医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士など)
  • 福祉用具貸与・特定福祉用具販売(福祉用具専門相談員など)
  • 住宅改修に関わる専門職

と明記されているわけではありませんが、

「介護職員」ではなく、
「介護従事者に」と書いてあるところから、広く対象とすることが出来ますが、、、、

裾を広げれば広げるほど、月額1万円などほど遠い、ということが算数レベルで分かります。

施策名:イ 介護事業所等に対するサービス継続支援事業

次の支援事業も魅力的です。

施策名:イ 介護事業所等に対するサービス継続支援事業

は、大きく2つに分かれており、

[介護サービスを円滑に継続するための対応]
ア.訪問・送迎の移動の経費などサービス提供の継続に必要な経費
イ.ネッククーラー、冷感ポンチョ、熱中症対策ウォッチ
ウ.業務用スポットエアコン、サーキュレーター、断熱カーテン など

[大規模災害等への備え]
平時のサービス提供にあたって使用することも可能とするが、災害発生
時に使用可能な状態で維持するものとする。
ア.飲料水、食料品等の備蓄物資(ローリングストックの初期費用)
イ.ポータブル発電機、ポータブル電源・蓄電池
ウ.衛生用品、医療用品
エ.簡易浄水器、冷房機、暖房機、簡易トイレ
オ.その他災害への備えとして必要と認められる経費

BCPなどで予算捻出に頭が痛かった・・・
事業所にとっては魅力的だ、というわけです。

ちょうど弊社としても、
購入を予定していたところなので、金額を計算すると、、、ほほぅ。

結構な金額になるので、ありがたい限りです。

[介護サービスを円滑に継続するための対応]

と言えば、例えば、送迎担当用にスマホなども対象になるのでしょうか、
これから要綱が出てくるでしょうが、そういう細かく広く対象になるとありがたいですよね。

施策名:ウ 介護テクノロジー導入・協働化・経営改善等支援事業

さらにはこちら。

施策名:ウ 介護テクノロジー導入・協働化・経営改善等支援事業

の詳細はこちら。

②地域全体で生産性向上の取組を普及・推進する事業の実施
・地域の複数事業所における機器の導入に向けた研修や、地域のモデル施設の育成など、都道府県等が主導して面的に生産性向上の取組を推進

とあります。
こちらは、魅力的なアイデアがあります。

補助金の関係で開発した、、、
事業所間ネットワークであり、要約を自動で行ってくれる、、、、、圏域内PBXを開発しています。

これはようするに福井市内事業所の事業所同士でPBXを組んで、
事業所同士が通話料無料、
050番号を通じて文字要約が自動でされ、kintoneにまで格納される・・・

というものですが、
これが対象になるといいですね!

ただ気になるのが

機器の導入に向けた研修

と、「研修」と書いてあり、機器の導入支援ではないところ汗。

なので

介護テクノロジー等の導入にかかる費用を補助するとともに、導入等と一体的に実施する業務改善にかかる費用(※)

が対象となるわけですから、
期待には変わりません!

ちなみに、、、

圏域内PBXを外販します!

詳細は後日です、
お楽しみに!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)