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No3404 12月30日についたお餅は有料老人ホームあんしん村へ、元旦からお雑煮♪、97才の驚くべき生命力とは。

4時台に末っ子がおきてきた、、、ハヤシです。

 

おはようでございます!

正月気分がまだまだ抜け切れませんが、今日は土曜日!

明日が日曜、というとなんか安心します。

しっかりと今日も送迎やら送迎やら参ります。

今日も安全運転で!

 

 

有料老人ホームあんしん村の元旦は、お雑煮です。

昨日、餅つきの話をアップしました。

新円山地区でついたお餅はどこに行くのでしょうか?

 

それは、元旦に有料老人ホームあんしん村でお出しする、

お雑煮になりました。

 

「お餅でのどつまらせないようにね!」

そんな冗談とも、

注意とも、

とれるような声かけから始まった(笑)、

プチ新年会。

 

 

お雑煮とお節から始まりました。

 

厨房スタッフに優秀な二人が入ってからというもの、

こういう創作料理が結構出ます。

お節は量よりも、

美味しい一品を少量ずつ、

 

しっかりと職員の見守りの元、

心配のお餅で詰まらせる方もいません。

 

入居者さんからは驚きと、

よかった!

そういう声があがります。

 

 

97歳も召し上がりました。

 

この方、食事量がか細く、なんとか水分行っている、、、、、

というお方です。

普段ベッドでいることが多いので、

思い切って車椅子に乗り、食堂に行き、

お雑煮を召し上がって頂きました。

 

 

とろみをつけたお雑煮の汁から少しずつ。

 

 

一口目を口に入れた瞬間、

驚いたような顔つきで、

ぼそっと「美味しい」とおっしゃって下さりました。

 

 

一口一口、飲み込むことを確認しながら、

ゆっくりと召し上がってもらいます。

「はよちょうだい、もっとちょうだい」

と言わんばかりの召し上がり方です♪

 

 

お雑煮には、薄く切った大根と人参がやわらかく入っており、

スプーンの背でつぶしながらも、

しっかり召し上がってもらいました。

一つに収まらず、

何枚も、、、、

 

 

 

そしてお餅は、、、、、

端っこの方を少し、一つ二つ、、、、

大きさはマッチ棒の先端より大きいくらいで申し訳ありませんが、、、、、

少し召し上がって頂きました。

 

 

全体で50ccほど行ったのですが、

半分ほど召し上がった頃でしょうか、

器とスプーンを渡したところ、

ご自分で召し上がりました。

のが、この写真です。

 

ただひたすらに、

少しこぼしながらも、

残りをぺろりと召し上がりました。

 

 

そして一言

「ああ、美味しかったよ」

 

そんな姿を入れ替わりするスタッフさんや、

厨房スタッフさんに見ていただき、

誰もが笑顔に、

そして安心の顔つきに、

なります。

 

 

介護の仕事をしていてよかった。

こういう時に本当に思います。

この97歳、退院したその週末は、

少し危ないかな、

そう思ったときがありました。

 

24時間対応の訪問看護をお願いして、

体制を整えたのですが、

元気になり、

夜中は声を出す、

日中も大きな声を出す、

 

主治医の先生もびっくりです。

もちろん家族もびっくりです。

それから1ヶ月ほど経ってのお雑煮、

ということでした。

 

 

それかもまだまだ元気です。

人間の生命力というのは、

本当にすばらしいです。

 

 

自分が臼取りしたお餅が生きる、というのがありがたい。

 

自分達でついたお餅、

自分達でつくったお餅、

自分が臼取りしたお餅、

これでこんな風に喜んで頂けることがありがたいです。

 

だから、毎年12月30日は楽しみなんですよね。

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)