16000歩で体が重い、はやしです。
おはようございます!
台風とプライベートで振り回された三連休が終わり、
今日からがっつり仕事参ります!
ほやねっとあずま・東足羽、合同研修会に参加
今回のテーマは「成年後見制度」。
その具体的な内容につっこみました。
講師は北窓弁護士。
法テラスに勤務されており、
他県から福井に来られ活動されています。
成年後見制度について、
愚直に説明を頂きました。
法テラス様からも資料を頂きました。
成年後見制度って?
成年後見制度
例えば認知症で判断能力が衰えてしまった方がいる場合、
周囲の方が制度を用いて後見人となり、
その方の財産を不当な契約などから守ることができる制度です。
・意志判断は言えるけれど、体がついてこない
・体は大丈夫だけど、精神科や認知面での病気があり、金銭管理などの部分的な援助が必要
・自分の意思がまったく言えず、契約行為も行えない
などなど、
高齢者のみならず、人様と関わっているとそういうケースが多々あります。
そういう場合に、
・自分に変わって代理で契約や金銭管理
・身の回りのことをお世話する
公的な制度、
というわけです。
これまでの成年後見制度は使いづらい面もあり、
本人の実態と支援の内容がいまいちちぐはぐ、
そんな内容でしたが、
昨年、平成30年頃から変化が起きています。
それは、
本人情報シートの添付
というものです。
本人情報シートとは
より引用すると、
よりご本人に関する情報を詳細に記載したシートで、
要介護度や精神疾患、
体や心の状態、
支援の内容を明記、
金銭管理や制度の周知など、
かなりつっこんだ内容を記載するようになっています。
それまで何見てたの?
って思われるかも知れませんが、
戸籍や本人の基本的な情報を申し立ての時に提出して、
あとは口頭でヒアリングだったんでしょうか。
手間がかかっていた様子です。
ちゃんと変化しているんですね。
実は提出用に持参しています
ここまで制度の紹介をしてきましたが、
実は提出する直前であり、
内容を記載した本人情報シートを持参しています。
ご家族に成年後見制度を紹介しており、
申し立てがあればすぐ提出できるよう、
・医師の診断書を準備し、
・本人情報シートを書いて準備
してあるというわけです。
というのも、
市外にいる忙しい家族に金銭管理を依頼していますが、
負担になっており、
金融機関に行くにも時間がない、
契約書を交わすにもなかなか来れない、
という方がいるため、
成年後見制度をすすめているからです。
成年後見制度でかかる費用って?
この方、以前生活保護を受けていましたが、
収入と貯金が少しあるとのことで外されてしまいました。
そうは言っても、余裕があるわけではありません。
成年後見制度を利用すると、
以前は2~3万の月額報酬が発生する
と聞いたことがあり、
この彼で申請すると、、、破綻するのではないか?
と懸念していました。
北窓弁護士に聞いてみました、料金のこと
おおまなか費用で言うと、年額20万円ほど。
しかし、成年後見制度を利用して破綻する方がいてもダメ、
との認識は裁判所もお持ちなようで、
実態に合わせてくれています。
こんな安いの!
って思われる金額もおっしゃっていましたが、、、、
これなら彼(利用者)のケースでも大丈夫そうですね。
それも含めて法テラスへ相談。
相談はしましょ。
特に、生活保護の方ですと、申し立て費用の扶助があったり、
いろいろとあります。
ケアマネさんも一人で、事業所で、
抱え込まずに専門機関に相談する、
というのがいいですよね♪
以上、法テラスの回し者でした(笑)
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