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No3854 県立病院・退院時連携の研修に参加、その2入院は色々変えるチャンス、医師や家族、〇〇だって!

子供用のapple idをごそごそ、はやしです。

 

おはようございます。本日、正月2日!

 

県立病院とケアマネジャーの入退院研修、その2

No3844 県立病院・退院時連携の研修に参加、包括支援センターだって人間、巻き込みが足りない事例の原則は○○

という記事を書いたので、その続きです。

 

認知症のある独居女性で、

生活保護を受給されています。

この方の入院をきっかけに、

包括支援センターが関わった、という話です。

 

 

認知症の度合いをだれも把握しておらず、

心不全を発症し、

2回目の入院をされた。

 

 

包括支援センターも巻き込みが足りないね、

という話をその1で書きました。

 

 

その2、入院をきっかけに色々と変えるチャンス

入院することは、

ある意味チャンスなんです。

 

 

なぜなら、

色々と変えられるチャンスだからです。

 

 

理由1、入院できて他の病気が見付かるなど

・いっぱいで入院できない

・急性期だから入院できない

・その程度の熱では入院できない

・認知症の一時的な悪化では入院できない

 

と、幾度となく入院を拒否される、

というか医師が入院を認めてくれないケース、

多々あります。

 

 

がゆえに、

入院出来る、

というのは一つありがたいこと、

そう思っています。

 

 

これを機に、

体の検査を色々と行い、

知らなかった他の病気が見付かり、

治療を開始して、

なんていうことも多々ありますしね。

 

 

 

理由2、医師を変えるチャンス

入院をきっかけに、

医師を変更できます。

 

 

移動手段がないために受診できない、

往診に対応したい、

などを理由に、

医師を変えるチャンスです。

 

 

なんと横柄なケアマネ!

と思われるかも知れませんが、

 

 

私の利用者で、

ご本人にも許可を得て、

地域の訪問診療医としても知名度のある、

三船内科クリニックの三船医師にお願いして、

看て頂くこととなりました。

 

ご本人は喜んでおられます。

 

 

3、サービス事業所を変更するチャンス

デイサービスやデイケアにだって強みがあります。

ということは、弱みもあります。

 

例えば、あんのんデイや、

他のデイサービスを比べた場合、

あんのんデイ リハビリデイ 大規模デイ
利用 半日・1日 半日 1日
入浴 × ×
男性
食事 ×
重度 × ×

 

できること、出来ないこと、

があるわけです。

 

ケース1、要介護5・女性
移乗が手間がかかる、
という場合は大規模デイの方が人手もいるし、
男性が送迎というケースもあるでしょう。

 

ケース2、要介護2・女性
歩いたり移動したり出来ますが、
大人数が苦手なので、小規模がデイがいいでしょう。

 

ケース3、事業対象者・男性
人と関わるのは苦手、リハビリだけでいい。
という方は半日型のリハビリ特化型デイがいいでしょう。

 

その方のニーズに合わせてデイサービスを変える、

という選択肢もありますが、

 

ケアマネとしても、これまでの流れで来ていて変えたいけど、

変えれないとモヤモヤしていたことを実行できるタイミングでもあるでしょう。

(あまり詳細には言えませんのでご了承下さいね)

 

 

4、家族を変えるチャンス

入院が難しい、

ということは入院するほどの病気!

ということなので、家族を動かすことも出来ます。

 

この新聞に出ていた利用者さん。

次女さんと同居していますが、

長女さんは結婚され別で住んでいます。

 

 

関わり方が難しい、

連絡を取るけれど何をどうお願いしたらいいか、

なんて悩みもありましたが、

 

 

思い切って長女さんにお願いしました。

ら、なんと、

中間カンファレンスや医師の説明、

サービスの調整などにも同席して下さるようになり、

姉妹間の関係性もさらに向上しました。

 

 

人は変わるんですね!

長女さんも嫁ぎ先のこともあり、

関わり方も悩んでいたのでしょう。

 

 

5、ケアマネだって変更できるチャンス

他のケアマネさんに紹介するケースがあります。

それは、入院を機に、

・施設に入るとか

・家族のいる地域に移住するとか

・小規模多機能を利用せざるを得ないとか

いう場合です。

 

 

この場合は、ケアマネージャだって交代するケースがあります。

ケアマネージャが交代することは誰にとってもしんどいことですが、、、

そういうケースもある、

ということです。

 

 

・住所がなく、ロングショートを転々としていた方や

・家族が遠方で面倒を見れない方は、

 

入院先の紹介で、施設を持っている病院に転院することで、

施設に入れる可能性が高くなります。

その結果、ケアマネージャが交代になる。

というわけです。

 

 

県立病院様の研修を通じて、

いろいろと気づきがありましたね。

またグループワークで同席したケアマネ同士がつながる、

というのもメリットです。

 

いい機会を頂き、

感謝申し上げます。

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)