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No4349 主任ケアマネとして相談を受けました、(1)新型コロナの快方を期待する、(2)悪化を想定した、、どちらのケアプランでGO?

インスタ見てて時間亡、はやしでやす。

 

主任ケアマネとして相談を受けました、(1)新型コロナの快方を期待する、(2)悪化を想定した、、どちらのケアプランでGO?

 

主任ケアマネージャとして相談を受けました。

介護予防のケアプランを作成しているのですが、

 

新型コロナウィルスが下火になったか、

猛烈なのか、

によってプランの方向性が変わるのですけど、、、、

 

 

とのことです。

 

 

利用者の介護度は、事業対象者、

いわゆる要支援1よりも軽く、

介護保険を申請するほどでもない、

85才女性としておきましょう。

例えて、

有料老人ホームあんしん村に入居されている方

としましょう。

 

 

ご自分で出来ることばかり、

ヘルパーが入っても、

「ヘルパーさん来るなら家をキレイにしておかないと」

とキレイにされるし、

 

職員さんの手を煩わせてはいけない、

と思い自分で出来ることはするし、

ようするに手がかからない。

 

 

しかし、新型コロナの影響で外出の機会が減り、

運動量が減り、体力も筋力も少しずつ落ちてきているようです。

※すでに半日型のデイサービスは週2回利用中です

 

 

その方の予防ケアプランを作成にあたり、

ケアマネージャが少し悩んでいるとのことでした。

もっと体力をつけたい、

落とさないようにしたい!

そんな悩みを想っています。

 

 

だから、

新型コロナウィルスの影響が減れば・・・

もっと外出して運動量を増やしたい。

付近を散歩したり、いろいろとしたい。

 

でも、

新型コロナウィルスの影響がひどくなれば・・・

外出は出来ないし、散歩も出来ないし、

体力が落ちていく一方。

 

 

 

あなたがケアマネージャなら、

どんなケアプランにするために、

(1)新型コロナウィルスが収まることを期待したプランにするのか。

(2)新型コロナウィルスの悪影響を考えたプランにするのか。

 

どちらでしょうか。

 

 

 

どうですか?

ここで少しスクロールを止めて、

考える時間を作ってみて下さい。

 

 

 

ケアプランに「こうすべき」という型はない

ケアプランに

「こうあるべき」「こうすべき」

という型はありません。

 

 

看取りに入ったのに「何が何でも長生きさせること」が正、

なんてプランもありません。

元気な方に「悪くさせること」が正、

なんてプランもあり得ます。

(本人・家族の理解が得られれば)

 

 

ということは、かなりずるいですが、

(1)新型コロナウィルスが収まることを期待したプランにするのか。

(2)新型コロナウィルスの悪影響を考えたプランにするのか。

どちらも正にもなるし、

どちらも間違いになる可能性もあるし、

どっちがいい、なんて他人が決める権限はないということです。

 

 

だから、

そもそも二択である必要がありません。

これが答えです。

ずるい(笑)

 

 

時代はWITHコロナ

新型コロナウィルスが収まることを期待したところで、

その間に高齢者の体力低下は止まりません。

 

なので、

収まることを待っている余裕はありません。

 

 

ということは、

いかにWITHコロナで行けるか。

 

つまり、

(1)新型コロナウィルスが収まることを期待したプランにするのか。

(2)新型コロナウィルスの悪影響を考えたプランにするのか。

に加えて、

(3)新型コロナウィルスと付き合っていくプラン

または

(4)新型コロナウィルスとあまり影響を受けないプラン

なんて、第三・第四の選択肢もあるでしょうし、

他にもあるでしょう。

 

本人や家族がどう臨むのか。

を踏まえていくケアプランになります。

 

 

はやしが提案したケアプラン

と、ここまで書くと、

主任ケアマネージャらしく(笑)、

 

 

具体的な内容はあまり出さずに、

おおまかな方向性として、

 

はやし

「新型コロナウィルスの影響はまだまだ長引くでしょう、

その間に体力低下してしまうと勿体無いです。

だから、影響に左右されないケアプランを目指しては?」

 

とアドバイスをし、

 

 

はやし

「体力を低下しないために、

老人ホーム内の歩行練習、1日1000歩歩く」

 

といった具体的で達成しやすい目標はいかがですか?

と提案しました。

 

 

相談を受けたケアマネージャさん、

実は昔「主任ケアマネージャ」だったので、

優秀なんですが、、、

 

 

このアドバイスで

林「主任ケアマネージャらしいアドバイスになった?」

と聞いたら

相手「ほんとですね!さすがです!ありがとうございます!」

とらしい回答を頂き、

仕事に戻られました。

 

 

先輩主任ケアマネージャに褒められた♪

 

 

どう付き合っていくかを考えざるを得ない

こんな風に、ケアプラン一つにも、

新型コロナウィルスの影響が左右されており、

高齢者介護の現場でも相当困り、

悩む日々です。

 

それは、例えば

・クラスターが起きないように

・持ち込まないように

といった感染症対策にもひやひやする一方、

それに気を取られて、、、、、

 

 

運動能力が落ちたり、

家にこもったり、

認知症が悪くなったり、

廃用性症候が悪くなったり、

する高齢者が増えているからです。

 

 

ちなみに

 

GW中の温かい日に、

日光浴をしたり、

付近の散歩をしました。

 

不謹慎な!

と思われたり、

マスクを強要させるマスク警察が鬼の形相で来る(笑)

るかも知れませんが、

 

 

新型コロナウィルスは飛沫感染がゆえに、

散歩したり外出しても

「人と話さない」

「マスクをしている」

ことを遵守しています。

もちろん

「物に触れない」

帰宅してうがい・手洗いなど

ちゃんと感染対策していますから。

 

 

それよりも、

高齢者が引きこもることで、

認知症が悪化したり、

体力が落ちたり、

することを予防したいのです。

 

 

いかに新型コロナウィルスと付き合っていくか、

ここを見いだせることを期待しています。

 

 

それにしても怖いのは変異株。

今後もここを十分考慮した、

対策を取る必要があります。

あな恐ろしや。

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)