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No4353 小論文テスト「かくれんぼう」をしない理由にかぶせて、「大人の認知症ごっこ」を考えた、このゲームの目的・目指すところは

あるがまま~の~こころ~~の~~、はやしです(笑)

 

小論文テスト「かくれんぼう」をしない理由にかぶせて、「大人の認知症ごっこ」を考えた、このゲームの目的・目指すところは

 

面白かった小論文テスト

No4350 子供の頃に遊んだ「かくれんぼう」は大人になると遊ばなくなる、なぜなのかを考えた。(早稲田大学スポーツ科学部 2019小論文)

の記事を書いて感じたこと。

結構面白いな。

 

 

お題を与えられて、

自分なりの深堀をして、

さらに付加価値を載せて返す。

 

 

それが「かくれんぼう」をしない理由を述べよ、

と言っているのに最後は

「かくれんぼう」がしたくなる方法に

持って行った(笑)。

 

 

必殺、つばめ返し(笑)

ちゃうな、

必殺、ネタ返し

でしょうか。

ネーミングは何でもいいや(笑)。

 

 

では「かくれんぼう」をしない理由にかぶせて、

別のお題を考えてみた。

 

 

大人の「認知症ごっこ」

またなんか言う。

と、これを書いている時点で、

オチは未定(笑)。

さてどこに行きつくのでしょうか。

さて何を目的にこのゲームを行うのでしょうか。

 

 

この認知症ごっこのきっかけは、

円山小学校のキャリア教育で行った、

認知症のワーク。

No3950 円山小学校のキャリア教育で呼ばれました(H31/2)、その報告書その1、認知症のワークをやりたかった!

 

 

A・Bと二手に分かれて会話しますが、

Aさんは普通に話しかけるけど、

Bさんは同じ話しかしない。

 

Aさんは違和感を感じます。

「話が通じない」

「会話が成り立たない」

「なんで同じ話しかしないんだろう」

 

 

それが同居していて、

食事毎に言われると、

毎日言われると、

そりゃさすがにイラっと来ます。

 

 

そんな日々をどう乗り越えたらいいのか、

病気をどう理解するのか、

悩む日々のヒントになれば幸いです。

それが「認知症ごっこ」で体験できればいいなと。

 

 

「認知症ごっこ」ルール

3人以上で行います。

Aさん、認知症の方

Bさん、家族

Cさん、傍観者(複数可)、いないならビデオカメラ

 

アルツハイマー型、レピー小体型と書かれた

2種類のカードを伏せて置き、

Aさんが引きます。

 

 

アルツハイマー型のカードを引いたとき、

普通の会話をしながら、20~30秒毎に

突然同じ話をしはじめます。

「あんた誰やったけのぉ」

「ごはん食べたけのぉ」

「ここはどこやったけのぉ」

 

 

レピー小体型のカードを引いたとき、

普通の会話をしながら、20~30秒毎に

壁や周囲を見渡して

「(誰かいると思って)こんにちわ」

「(誰かいると思って)そこに立ってないでおいで」

「じーっと見る」

などの声かけやリアクションを取り、

 

 

Aさんは高齢者を演じます。

 

 

Bさんのルール、

普通に日常会話をします。

ただし思ったこと、感じたことは、

ストレートに言葉にしてください。

 

 

CさんはAさん、Bさんをよくよく観察してください。

Cさんは複数でも可、

いない場合はビデオカメラで撮影しましょう。

 

 

3分時間を決めて会話をしていくと、、、、

Bさんは違和感を感じます。

「会話が通じない」

「また同じこと言って」

「さっき言ったでしょ」

なんて思うことでしょう、

それをストレートに声に出します。

少しヒステリックに言ってもらって、

オーバーに言ってもらって構いません。

ゲームですから。

 

 

終了後、感想を言います。

これを、

A → B → C
B → C → A
C → A → B

とローテーションをして、

一回りしてください。

15分あれば大丈夫でしょう。

 

 

この「大人の認知症ごっこ」のゴールは

このゲームのゴールは

1,認知症を知ること、体験すること

2,Cさんの意見を聞くこと

3,認知症には種類があることを知る

です。

 

 

1,認知症を知ること、体験すること

このゲームは「認知症について知ること」

そして「体験すること」です。

 

近くに該当者がいれば、

慣れてくれば、わかるでしょうが、

初めての接する方は

「違和感を感じたり」

「さっき言ったのに」と思ったり

イラっときたり、

 

その感覚は大事です。

認知症の方と実際に接する体験をすることで、

後々に本当に接する機会があったら、

「こうすればいいんだ」

と見えてくるはずです。

 

 

2,Cさんの意見を聞くこと

傍観者のCさんの意見を聞くことは大事です。

 

CさんがAさんを見てどう感じたか。

CさんがBさんを見て、どんな様子だったか。

これを正直に伝えて下さい。

 

 

きっと、

Aさんを見て

「なんで何度も言うんだろう・・・」
「なぜ相手を怒らせるんだろう・・・」
「なぜ理解・記憶できないんだろう・・・」

そして、

Bさんを見て

「相手が理解できないのに、何度も言って大変だ」
「ヒステリックに言うなんてしんどいな」
「声が大きくなってきたな」
「Aさんびびってるよ・・・」
「Aさんちょっとかわいそう・・・」

なんて感想が出ればばっちりです♪

 

Cさんがいなければ、

動画を見て下さい。

 

それを聞いてBさん、

「言い過ぎたかな」
「怒り過ぎたかな」
「もっと受け止めてあげればよかったかな」

なんて感想が出ると、なおよいですよね。

 

 

3,認知症には種類があることを知る

アルツハイマー型と、レピー小体型の

2種類のカードを用意しましたが、

実際はもっとあります。

「脳血管性認知症」

というのもあります。

 

ただ2種類に絞ったのは、

反応が分かりやすいから。

2種類で行動が違うから。

です。

 

 

アルツハイマー型認知症の症状は

・新しいことが覚えられない
・短期間で同じことを何度も言う

であり、

 

レピー小体型認知症は、

・幻視・幻聴

が主な症状となります。

 

ゆえに分かりやすく違うので、

2種類に限りました。

 

 

そんな大人の認知症ごっこ

ですが、

・舅(しゅうと)と嫁役になる

・糖尿病との併発

・徘徊しまくる

のようなさらなるルールを追加してもいいでしょう。

 

 

ただし、このゲーム後に行うとすれば、

「どうしたら、Bさんはイライラせずに毎日、Aさんと接することが出来るか?」

を皆で話し合うと、

より日々の介護に活きてくるでしょうね。

 

 

先日のブログの感想

を頂きました。

No4351 身内の介護に振り回され、なんで私ばっかり、、、と明るく笑顔で話すお嫁さんに言った林の衝撃の返事は○○。

の記事を、その方にお伝えしたら、、、

大変感謝の言葉を頂けました。

 

 

その方

うわっ、びっくり!!

なんて素敵に理解して下さっているのでしょう。

感謝です。

(以下略)

 

毎日フルパワーで認知症の方と接していたら、、、、、

身がもちません。

 

この方が上手なのは、

人に頼る、

自分でもやる、

弱音を吐く、

時にはフルパワー、

と人間味あふれる行動が、

 

人を惹きつける理由なんでしょうね。

この方はザ・天然でしょうけどね♪

 

 

認知症の方と接するのは、

この方のように

・変に遠慮しなくていい、

・何度目だろうと難しく考えなくていい、

 

感じた事を言い、

思ったことを言って、

自分自身もストレスたまりすぎないような接し方をする。

 

 

これが続けられる介護ではないでしょうか。

その2,「大人の認知症ごっこ」の追加ルール、

考えてみたいと思います。

 

難しい・・・ぞ、おい(汗)

続く

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)