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No4835 福井市アリーナ構想は建物ありき、経済効果54億円ありきの、むちゃな構想。いろいろとおかしい制度に物申す。

おはようスウェーデン!、はやしデン。

 

No4835 福井市アリーナ構想は建物ありき、経済効果54億円ありきの、むちゃな構想。いろいろとおかしい制度に物申す。

 

アリーナ構想、厳しい指摘

アリーナ構想、
厳しい指摘。

先日の福井新聞にて、
こんな見出しが上がっていました。

 

はっきり言って甘すぎる計画で、
最初から土地の無償貸与までして
行うなんて、、、、

読みが甘すぎますよね。

 

経済効果年間54億円!?

って、どれだけ
我田引水なのか、、、
って思ってしまいます。

 

これまでの計画のモニタリングは?

これまでまちづくりとして、
色々と建設してきました。

 

アオッサ

 

ハピリン

 

福井市中央公園

 

などなど色々と投資してきました。

 

ハピリンなどは定期的にイベントを開催し、
盛り上がっているものの、
利用料の補助があるからこそ、
継続出来ているものもあれば、

福井市中央公園は、one park などの
イベントを行ったりと、
盛り上がりを実感しています。

 

しかしアオッサは、
内部のテナントがかなり入れ替わり、
1階・2階でも空いたところがあり、
静かになりました。

 

アリーナ構想を語る前に、
これらの施設の経済効果の読みが
合っていたのかどうか、

モニタリングする必要があり、
それを市民に開示する必要があります。

 

これくらい費用をかけて、
どれくらい回収したのか。

その費用対効果は。

民間で行われている、
当たり前のことが、
市役所だと湯水のように
税金を使ったり、
おかしい使われ方をしたり、

 

オリンピックのように、
汚職につながったり、

本当にしていないのでしょうか。

 

新しいことを始める前に、
その検証と報告が先です。

 

行政が好きなPDCAの問題

行政はPDCAがかなり好きです。

ケアマネージャが作るケアプランも、
モニタリングだって、
いろんなことが、PDCAで回っています。

 

民間に押し付けるのであれば、
まずは自分たちがすべきですよね。

それと、、、、

PDCAの根本的な問題に
気付いていない。

それをずっと続けています。

 

PDCAの根本的な問題とは何でしょう?

::
::
::

 

それは、Pが正しいという前提です。

 

つまり、P(計画)が正しいという
前提の元動くので、

アリーナ構想も54億円の経済効果がある!

と立てた計画が正しい
ことになるため、
間違っても進んでしまいます。

 

しかも、
C(チェック)していない、、、、

ので、
既存に立てた建物や、
計画の経済効果を調べておらず、

調べていても発表もしておらず、

発表していても探すのも難しい。

というわけです。
(出したくないんだろうか)

 

杉本知事はOODAループを採用

最近色々と言われる、
OODAループという言葉があり、

 

それに気づいて、
杉本福井県知事も
使い始めております。

 

つまり、

O:客観的な情報を集め、
O:情報を分析、現在の情勢を判断する

ところから始めないと、
計画が立てられないのです。

 

「アリーナ構想はもちろんしています!」

と行政の方がおっしゃるかも知れませんが、
それであれば、

建物ありきで思える計画

にはならないと思います。

 

人を集めるのであれば、
アリーナでなくてもいいし、
その代わりにハピリンが寂れたら、
中央公園が寂れたら、

どうするのか?

 

というところが見えてきません。

 

ケアマネージャもモニタリングがある

先日、ケアマネージャの研修で、
PDCAとOODAを組み合わせよう!

という画期的なケアマネージャの先生がいらっしゃいました。

おおすげぇな、

と素朴に思ってしまいます。

 

参加していた方は、
気付かなかったかも知れませんが、
私には響きました。

 

ケアマネージャが作るケアプランも、
PDCAサイクルの最初になりますが、

結局ケアプランを作るにしても、
アセスメントを行うことで

O:客観的な情報を集め、
O:情報を分析、現在の情勢を判断する

を行っています。

 

例えば、、、、

例1、
O:家に段差が多く、ひざの痛みがある
O:手すりのレンタルや段差解消を検討

例2、
O:認知症があり暴言や徘徊がある
O:専門医の紹介と、受診拒否や服薬拒否も検討

というように、
客観的な情報や分析から、
アセスメントを行ってケアプランを作っている

というわけです。

 

そして計画にはモニタリングを行っており、
必ず月1回は入居者宅を訪問して、、、、

例1、
手すりや段差解消が適切に使われているか

例2、
受診や内服がしっかり行えているか

を確認する、
出来なければまた検討。

しているというわけです。

 

 

建物ありきの行政の計画

には疲れました。

めんどくさくて、
パブリックコメントにすらコメントしたくありません(笑)

※募集期間も短すぎる
※どこで行っているか不明
※そもそも知らない人も多い

そんな制度もあります♪

 

自分たちに都合のよい情報だけ
集めるのではなく、
既存設備をどう活かすかも、
考えていって欲しいですね。

 

元は我々の税金ですからね。

 

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)