ケアマネの訪問依頼はこちら、あなたの会社・団体に訪問します!

日曜は中学生自らが裁判を起こした伝説となる、ソロモンの偽証(前編・後編)を見ながら処遇改善の計算を。裁判でも認知症の方と接するにも、事実を積み上げ進めていくことが重要。 No5357

おはようござパプテマス・シロッコ、はやしでシロッコ

 

日曜は中学生自らが裁判を起こした伝説となる、ソロモンの偽証(前編・後編)を見ながら処遇改善の計算を。裁判でも認知症の方と接するにも、事実を積み上げ進めていくことが重要。 No5357

 

世間は3連休、
今日も仕事なので、
絶賛1連休でしょうか(笑)

 

ソロモンの偽証

昨日はこれを見ながら、、、、

ステッパー踏んだり、
スマホいじったり、

しながら、
処遇改善の集計をしていました(笑)

 

中学校で裁判が!

なんて衝撃的な内容ですが、
前編・後編と見て、、長いけど、
見終わりました。

 

最後のエンディングというか、
ネタバレのところは圧巻です。

 

確かに、、

裁判自体は無罪になったものの、
ヤンキー学生の素行をばらし、
責め立てるのは・・・

本来では弁護人が

「本件とは関係ありません」

とストップがかかるところ。

 

そこは、ヤンキー学生を叩きのめしたいのか、
中学生裁判だからか、
全員同じ中学生だからか、

利益相反しまくりです。
まぁ、そこは中学生ですから。

 

「最初に、この裁判では誰も裁かない」

と判事が言ってくれたからこそ・・・
誰からをつるし上げることなく、
誰かを有罪・無罪を決めつけることが大事でなく、

事実を明らかにして行こう。

 

となっていくことでしょう。
中学生、よくやるな。

 

ただし怖いのは、
事件の主題となった中学生の自殺から始まり、
他1名も事故で亡くなるなど、

事態は大きくなっています。

 

それを、中学生自らが裁判を起こし、
たくさん学び勉強し、
大人を納得させました。

すごい。

 

98才の聡明なお方

大変な方をお預かりしていたのですが、、、、
日中徘徊し、
夜間徘徊し、

非常に大変だったため、
他の施設に移動してもらいました。

 

98才女性、聡明なお方で、
わかってて構って欲しいオーラ大放出。

人がいれば落ち着くが、
人がいないと落ち着かない、
という方と日々接していました。

 

夜間眠らず徘徊しているのに、
「そんなことない」と一蹴され、
話になりません。

あんしん村にいることも、
認知症があることも、
すっかり忘れながら、
マイペースなので

周囲が困ってしまいます。

 

 

・物忘れがあるから
・せめて夜は寝れるように

と精神科の病院受診しても、
いろんなことを忘れたり、
「何でここにいるんや」と言ったり、
時間が経つと「早く帰ろう」と言ったり、

散々振り回されました。

 

こんな聡明な方には、
事実を積み上げるのみです。

・夜間帯寝れない記録(たっぷり)を見せる
・帰宅願望には外を実感してもらう
・夜中動いたら外が暗いことを見せる
・受診した時も理由をしっかり伝える

 

など事実を積み上げて、

「家には長男妻しかいないから、あんしん村にいるのです」

「〇〇こうだったから、受診しているのです」

「〇〇こうだったから、退居になるんです」

と事実を元に、
話をするものの、

ちょっとだけ嘘を交えたりして、
日々対応します。

 

落ち着いた

そして別の施設に緊急入所になり、
家族集まり担当者会議をしたら、、

満面の笑みでした。

 

「この人たちが私の家族やでの」

と終始笑顔でした。

 

こちらからすると、
あんしん村を出てもらえてホッとしたところですが、

「ああ、、、この方はやはり、
家族思いのいい方なんやな」

そう思える一瞬でした。

 

が、その直後

「さぁ帰ろう」

なんて言われたので、
焦りましたが(笑)

 

ソロモンの偽証

ソロモンの偽証でも、
警察が自殺と認定したくらいですから、

深夜にそのヤンキー学生は、
家にいたことや、
他殺でないことは確定しています。

 

そこは変わりません。

 

しかし、中学生ならでは、
当事者ならでは、
大人には絶対言ってくれなかった、

事実がそこにはありました。

 

一つひとつ事実を積み重ね、
ヤンキー学生も裁判に出るたら出ないたら、
関係者も裁判に出るたら出ないたら、

家庭の諸問題まで関係する、、、、
人間関係があらわになりました。

 

明るみに出したくないから、
裁判を起こしたくないというのもよく分かります。

 

家庭内の人間関係があらわになる

実際施設に預かる時も、
自宅で介護する時も、

家庭内の人間関係があらわになります。

 

そういうのを見せたくないから、、、、

とケアマネジャーを頼まない方や、
第三者に相談しない方もいるでしょう。

それでは何も解決しません。

 

前述の認知症の方も、、、、
同居の長男妻は、
県外の二男さんに

もっと関わってもらおう、
親子なんだから、

と動いてくれる聡明なお方でした。

 

県外の二男さんも
当初は認知症の理解がありませんでしたが、
1か月で本当にいろいろと学び得て下さりました。

本人が「おやつもらっていない」
と言ったのを真に受けていました。
(実際は召し上がってます)

 

家庭内の人間関係や、
微妙な距離感や、
諸事情があって当たり前。

その上で現実解を出して行く、
ケアマネジャーの仕事は、、、

楽しい♪

 

 

 

 

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)