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ドラマ、ブラックペアンを見た。その2ペアンが入っている方は入所できるか?、介護度の誤解と取り違えてはいけないこととは。ドラマブラックペアンは成功したか!? No5527

おはようくろだるまん

 

ドラマ、ブラックペアンを見た。その2ペアンが入っている方は入所できるか?、介護度の誤解と取り違えてはいけないこととは。ドラマブラックペアンは成功したか!? No5527

 

ブラックペアンの記事を書いて、、、、、

ケアマネを悪者にする!
なんて、話をしました。

ドラマ、ブラックペアンを見た。主人公で悪者役の二宮さんは、悪者役だけどいい人ね。介護の現場だってケアマネが悪者になれば万事うまく行くことも。拒否されるまで訪問し続ける真の理由とは。No5522

 

なぜそうするかというと、、、

 

担当者会議の雰囲気で嫌いなこと。。。。

それは、
全員で本人を追い込める、図式。

 

家族はデイサービスに行けという、
本人は行かないという、

本来はアセスメントで要望を聞き、
会議前に調整し、
行かないなら行かないと決めていればいいものの、

 

わざわざ担当者会議で追い込む、
というのはどうかと思います。

 

そんな事態を起こさないために、、、
ケアマネを悪者にする、というのも目的の一つです。

 

本筋はこちら

ドラマ、ブラックペアンの本筋はこちら。

体内にペアン(器具)が入っている方を見つけ、
主人公二宮さんこと、渡海医師がペアンを取り出す大作戦!

というわけ。

 

努力の天才、渡海医師が、
ほんとにこれを手術で取り出してしまい、、、

非常事態に汗

 

どこにつながっているとか、
なんで置いてあったとか、
もしかして止血してる、、、とか?

理由を考えれば、
非常事態にならなかったものを

 

そこはさすがドラマ、
助かりました。

渡海医師が普段行わない、
浅はかな行動が完全に裏目に出ました。

 

心臓に疾患があると

実際に心臓付近にペアンが留置してあると、、、、

そりゃめちゃくちゃ問題になるでしょう。
その方も普通に生活が出来ないかも知れません。

 

しかしそんな設定はドラマだからこそ。

現実は、、、高齢者の場合、
心臓に疾患があるというと、、、

 

1、心臓弁膜症

心臓の弁が100%でなく、
十分に閉じなかったりして、
血液の逆流が起きる。

なんて方もいます。

これは心臓弁膜症などで、
不整脈を起こす場合があります。

 

2、心疾患

心筋梗塞(心臓の筋肉が梗塞する・詰まる)、
心不全(心臓自体の機能が落ちる)、
といった心疾患がある方もいて、

先天性よりは後天的、
糖尿病などの合併症により発症する。。。

方もいます。

 

という方が多いです。

だからまっさきにチェックするのは、
採血検査で、ProBNPを確認すること。

 

こちらの記事でも書きましたが、
普通は120以下、1000でも高すぎる!

と言われるのに、
7000を超えた猛者!?もいます。

ProBNPが7000超なんて初めて。高齢者あるある「聞いてないよ~」は日常茶飯事だがこれはさすがに高値。身近に心不全があるかを調べる方法は、手首で脈を取るだけ。 No5465

 

すると、ケアプラン的にには、「看取りプラン」
になってしまい、いつ起きるのか?
どうなるのか?

を準備せざるを得ません。

 

ペアンが埋め込まれている高齢者が入居になると?

もし、ペアンが埋め込まれている、
と分かった高齢者が施設入所になると、

どうなるでしょうか。

 

ドラマでは特別問題なく、
日常生活も出来ていました。

医師から特別な指示、
日常生活上の注意点がなければ、、
きっと入居するかも知れません。

 

しかしながら、
看護師が常駐していない、

サービス付高齢者住宅や、
住宅型有料老人ホームは、
受け入れてくれない可能性が高いです。

 

だから、
医療と密接な連携があったり、
看護師が常駐している、

介護老人保健施設、
介護医療院、
介護付有料老人ホーム(特定施設あり)、

であれば、
受け入れる可能性があるでしょう。

 

であっても、ペアンがあるだけ、
というだけでは、50歳台・60歳台では、
受け入れてくれるところはあまりなく、

普通に何でも出来る人

としての預りになるでしょうね。

 

介護度は介護の手間、だけど

大変だから要介護3だろう。
要介護3で申請してください。
夜も徘徊して手に負えないから介護度が重くなるだろう。

 

そんな会話を耳にすることがあります。
介護保険制度を十分しらない家族であれば、しょうがないのですが、、、

(ちゃんと説明します)

 

介護の現場の職員が言っていると、
がっくり来ます。

でさらには、
ケアマネ丸投げして、

・薬で抑えてほしい
・介護保険の変更申請をして欲しい

 

そう言われるなら、
自分がケアマネになって申請したり、
自分が受診に付添して医師と交渉すればいいのに、

そう思います。

 

介護度は介護の手間だけど、
1次判定はコンピュータによるもの、

意図的に要介護○、と出すものでもありません。

 

だけど、ペアンが入っていようと、
いまいと、日常生活上で介護が必要なければ、

自立となってしまう。
あわよくば要支援。

というわけ。

 

ドラマあるある

本人に同意せずに手術して、
ペアン取り出してましたが、、、、

大丈夫なん?
と思いました。

 

そこらが

ドラマやなぁ、
マンガやなぁ、

そう感じることがあって、
現役の外科医師と話すことがあって、

ブラックペアンのドラマについて聞いてみました(笑)

 

そしたら、

「おおむね、あんな感じ、リアルやわぁ」

と褒めていました。

 

本人に許可とらず!?、手術することは、、、

は置いといて汗
リアルな世界観をきちんと表現できているのであれば、

 

さらに、
現場の問題、
現場の現状、

わりとありのままを発信することが出来れば、、、、

 

そのドラマ、まずは成功と言えるでしょうね。

 

このブログだって、、、、

介護の現場を、
ケアマネの現場を、

生々しく発信してまいります!

 

お楽しみに!

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)