おはようグレートビックリスマスオバケ
義理の両親の介護に率先して動かないでくださいね、と長男妻に伝える理由と、男性が介護しない理由に踏み込んだらイテテ(自戒)、長男・長女など血縁関係に介護を依頼する理由とは No5556
義理の両親の介護に率先して、、、動かない!?
介護する長男妻などに、、、高確率で言うことがあります。
それは、
長男夫婦と同居している、
特に舅の介護について、、、、
初めての介護の場合に、、、、
最初が肝心だから、
とお伝えすることがあります。
しかも、長男や夫の前で、堂々とお願いします。
その理由や、現状について、
ブログを書きますので、どうぞお付き合いください。
なんで私ばっかり、、、
過去にはこんな記事を書いたことがあります。
姑が入居して、入居後の関わりや、
自分の両親、
そして果ては自分の夫まで、、、、
介護を行っている長男妻は、
大変ご苦労されてきました。
その長男妻が
こんな振り回されて、、、
夫の介護まで、、、
とおっしゃるので、
こちらも長い付き合いですから、
笑いながら秒で
と言うと、
そんな風に明るく振舞ってくれるのであれば、、、
こちらも助かるのですが、
半面、家の中も整理できておらず、
悲壮感あふれ、
舅と姑をぎりぎり介護している方もお見受けします。
そんな状況では、
しっかりと介護の方法をお伝えしたり、
感謝を伝えたりします。
そんな時、
血のつながった自分の親の面倒をちゃんと見てくれているのだろうか?
と思うことがあります。
長男が介護しない理由
長男妻(お嫁さん)に任せてばかりで、
長男が介護しない理由はなんでしょうか。
自分自身も自戒の意味を込めて、、、
あえて書いてみます。
1、仕事が忙しいから
親が介護を必要とする85~90才となれば、
長男は55~60才。
しっかりと管理職になり、
現場での人手不足も相まって、
なかなか仕事場から離れることが出来ません。
仕事が忙しいのです、、、
2、何をしていいかわからないから
この辺からすでに言い訳ですが、
介護保険制度がわからない、
何を協力していいかわからない、
そんなボヤキが聞こえてきそうですが、
言い訳です。
ケアマネージャ達としっかり相談して、
自分がどうしたらいいのか、
何が出来るのか主体的に考える必要があります。
3、関係性が良くないから
親子とは不思議なもので、
嫌いでも、関係性が良くなくても、
離れることが出来ません。
それがゆえに、
へっぴり腰で対応する、、、
姿勢が介護しない理由になります。
4、直接体に触れるだけと思っているから
介護は直接体に触れるだけ、
だから自分はしたことがない、
出来ない、なんて思うかも知れません。
担当者会議に参加したり、
契約書や保証人になったり、
資金面の支援(口座引き落としや出納管理)、
といった直接体に触れないで
出来ることもあります。
5、お嫁さんや他が動いてくれるから
はい、これも言い訳ですね汗。
長男が動かないから、
周囲が動いてくれているのに、、、
周囲が動いているから、
長男自身が動かなくていいと思ってたら、、
大きな間違いです。
とまぁ同じ男性の立場として、
考えてみました。
自分自身で先が尖っていない棒をやんわり刺されている気がして、、、、
心も体も痛い汗
姑が要介護1になったあの日
直接担当していませんが、
介護の相談を受けたことがあります。
長男妻としてどうしたらいいですか?
聞くと、本人の近くに長男・次男が近所に住んでいて、
独居の姑に対する接し方を考えておられました。
なので、冒頭にあった通り、
率先して動かないでくださいね
あくまで長男・次男を主体として、
頼まれたことを中心に、
あとは身の回りのことや、
細かいところをサポートしてあげてください
と説明し、事の成り行きを見ていたら、、、、
率先して関わらないことで、、、
長男・次男で相談しながら、
進めていく様子が伝わってきました。
その後。
また会う機会があり、
率先して動いていたら、
こちらが疲弊していたところです。
仕事も家事も子供の送迎もある中、、、大変でした。
姑の協力もありましたが、心理的にはずいぶん楽でした
と大変喜んでいただけました。
介護はみんなで、が原則
介護はみんなで、が原則であり、
負荷分散しながら、だれか一人に負担がかかりすぎる、、、
というのは、続きません。
わかりやすく言うと、
こういうことです(笑)
1対1で支えるんじゃなく、
1対多で支える、、、
図式を最初から作ります。
なので最初から長男妻が協力的すぎて、
率先すぎて、
動きすぎると1対1になりすぎたり、
負担がかかりすぎることが、最初から目に見えてくるので、、、、
長男夫婦で相談があった場合は、
長男に主に話しをし、
協力体制を仰ぎ、
長男妻ばかりに負担がいかないように、
お願いするわけです。
さらには仕事を休んでもらったり、
半日単位で有給を使ってもらって、受診や担当者会議を、、、、
お願いもします。
長男妻からの感想
そしてその後、、、、
このような感想を頂けました。
息子ふたりがちゃんと最後お母さんにしっかり関われたので、
ふたりとも悔いはないと思います
過去形になってますがまだ介護が終わったわけではなく、
施設に入院したとか、
少し落ち着いたからでしょう。
貴重なご意見を頂けました。感謝。
長男・次男のみならず、
長女でも関わらない、なんてケースもあります。
ケアマネージャや、施設側としては、
やはりまずは血縁関係から、
ということで、
契約や最初の関わりのみならず、
入居後も担当者会議や、
受診の付添などもお願いしております。
そうすることで、、、
後悔しない関わり方に、なっていくのです。
だってさ、実の両親だぜい。
ちゃんと関わろうよ。
というこちらからのメッセージなのです。
率先して動かないでくださいね