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No4236 契約社員に扶養手当、夏季冬期手当、年末年始手当を認めた、判決から読み取る深堀を、会社経営の立場から、その2

おっはGOGO、はやしです。

 

契約社員に扶養手当、夏季冬期手当、年末年始手当を認めた、判決から読み取る深堀、その2

 

明暗分かれた正規格差判決

No4231 アルバイトにボーナス、契約社員に退職金、が支給されない最高裁の判決から読み取る深堀を、会社経営の立場から

の記事を書いたところ、

アクセスが増えまして、ありがたい話です。

 

 

経営者の方々からは、

フルパワーでコメントを頂け、

社長やその会社の考え方や想いなど、

聞けました。

感謝申し上げます。

 

 

給与や賞与の決め方に、

きっとその想いを載せたり、

伝えたりすれば、、、、、

その会社はさらに、よりよくなっていくことでしょう。

 

 

 

明暗分かれた正規格差判決

そして正規格差の裁判は続いております。

 

日本郵便の契約社員らが扶養手当や

年末年始勤務手当の支給、

夏季・冬季休暇の付与などを求めました。

 

 

第1小法廷はいずれも

「正社員と職務内容が違うことを考慮しても不合理」

として手当支給や休暇付与を認めた。

ということで、今度は手当についてです。

しかも、

「職務内容が違うことを考慮して」

と言われると経営者としてはぐうの音も出ません。

 

 

ボーナス・退職金は一時的な要素が多く、

企業の裁量がわりと一方的に決められます。

 

その反面、

扶養手当、夏季冬期休暇、年末年始勤務手当など、

これが契約社員にないのは不当だ。

そういう裁判だったわけです。

 

 

夏季冬期休暇、年末年始勤務手当

しかしながら、林の想いとしては、

手当を認めた裁判所の判断は妥当かな、

そう思います。

 

特に、

夏季冬期休暇、年末年始勤務手当

は皆が休みのときに支給される、

出勤しない人・出勤した人との差別化としては、当たり前かな。

と思っているので、妥当な判決だと思います。

 

 

パートさんや契約社員って、お盆正月って率先して休まれることが多い、

と思っていたので、出勤せざるを得ない正社員向けに創設したことでしょう。

 

 

扶養手当について、日本郵便は

正社員の生活設計を容易にさせ、継続的な雇用を確保する目的

と言ってしまっているが、

やはり曖昧である以上、行き着く先はこうなってしまうので、

 

 

時代に合わせて理由や内容の更新作業をする

必要が今後あるということですね。

※詳細がわからないのでなんともいいようがありませんが、、、

 

 

 

扶養手当、夏季冬期休暇、年末年始勤務手当の行く先

この話し合いの行き着く先ってこれからなんでしょうが、

私が日本郵政の社長であればこう考えます。

 

・売上・利益が順調に増えて行く業界ではない

・人件費に充てられる労働分配率も大きく上げられない

となると、おそらく、

 

・正社員の扶養手当、夏季冬期休暇、年末年始勤務手当を減らして

・契約社員・パートさんを増額する

という対応を取るのではないでしょうか。

 

 

現場としても、

「出勤できる契約社員・パートさんが増える」

というのは、非常にありがたいですからね。

そういう機会を得られたと思って実施するでしょう。

 

 

一方正社員からは、

「なんで手当を減らされるんだ!」と不満が出るかも知れません。

しかし、

 

非正規雇用のボーナス・退職金に関する最高裁判決をどう読むか

3賃金原資分配の問題であること(打ち出の小槌はない)

 

にも書いてある通り、

打ち出の小槌はないどころか、

万能薬や、エリクサーなどはもちろんない、

もちろんベホマズンも唱えられない(汗)、

ということです。

 

 

契約社員・パートさんの扶養手当、夏季冬期休暇、年末年始勤務手当を増やして、

正社員のそれを変わらなかったら、

今度は業績が減って賞与が減るということですから、

そういうことです。

 

 

同一労働・同一賃金について、弊社の取組み

あんしん村ではどうしているのでしょうか。

手前みそですが、少し触れます。

 

・パートさんの祝日手当、年末年始勤務手当はあり、

それでも出勤して下さる方もいてありがたいです。

賞与も退職金もあります。

 

昨年創設した、「ひとり親手当」もパートさんも対象となります。

 

・同一労働・同一賃金について

パートの介護スタッフさんは、

電子カルテ・送迎・毎日のリーダー業務もありません。

さらに消耗品の管理・発注、担当業務もしません。

もう少し言うと、内容を決定して申し送りノートに記入してという業務も。

 

 

だからその瞬間では、同じ介護の仕事をしていても、

内容が少し異なります。

 

だから、同一労働・同一賃金ではないと言えるのでしょう。

 

 

送迎やリーダー業務については個別で提案をしたこともありますが、

それよりは現状を求める、

そんな意見でした。

 

 

それでもパートさんの中には、

「稼ぎたいから祝日や夜勤したい」

という方もいて出勤してくれるし、

「正社員の方々を助けたい、家にいても暇だから」

と色々な考えで正月も出勤して下さります。

 

 

令和3年1月から少し給与体系が変わります

書いてて気づきました。

日本郵政の件は、

もしかするとずっと変わらない給与体系に、

不満を持った方々の行動だったのではないでしょうか。

 

 

あんしん村では、

1月からの改定に向けて、

3月からの○○に向けて、

4月からの○○に向けて、

動いております。

 

 

20年変わらない職場よりも、

少し動きがあって働く人たちの要望をかなえて行くあんしん村の方が、

働きやすいでしょう(笑)。

 

 

というわけで、前回含めてここまでの記事は

「あんしん村で働いてね」

という大きなステマでした(笑)。

 

 

そういうところは、就職説明会で個別で聞いてもらえれば助かります。

直近では11月3日(火祝)、7日(土)

13:30~15:00まで。

行っております。

 

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    売り込みまでしてしまいました(笑)。

     

     

     

     

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    ABOUT US

    HAYASHI
    S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)