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No4338 1日3万円の売上があるお店は生き残れるか?、もちろん、なぜなら「打つ手は無限だからね、林くん」と滝口長太郎氏から教わった

動画で寝落ちで気が付けば3時、はやしです。

 

1日3万円の売上があるお店は生き残れるか?、もちろん、なぜなら「打つ手は無限だからね、林くん」と滝口長太郎氏から教わった

 

この飲食店は生き残ることが出来るのでしょうか?

 

とある食堂の話

1食1000円のランチを提供するお店が、1日3万円の売上を上げています。日々、なんとなく売上予測をし、仕入をし、毎日必死にがんばり、お客様の笑顔もありリピーターも多いお店です。

果たしてこのお店は3年後も生き残ることはできるでしょうか?

 

何をまた言い出すのか?

と思われるかも知れませんが、

MQ会計を学ぶための、

内部テキストに書かれた内容です。

 

 

MQ会計では、

決算書を読んだり、難しいことを知る必要はありません。

学ぶ必要もありません。

P:価格
Q:数量
V:変動費
M:余り・余裕
F:固定費
G:利益

この記号だけで理解することが出来、

 

 

売上はP×Q=PQ

仕入はV×Q=VQ

PQ(売上)ーVQ(仕入)=MQ(限界利益)

MQ(限界利益)ーF(固定費)=G(経常利益)

この限界利益を増やし、利益を増やすために、

何が出来るかを考えます。

 

 

だから、冒頭の質問だけでは、

わかりません。

ましてや新型コロナウィルスの影響で、

来店が減る中、生き残る術を考えないといけません。

 

 

MQ会計を知る

引き続きテキストを見ると、

このように数字が見えてきました。

1日単位で考えると、1000円の赤字になっています。

 

 

これでも生き残っていけるか分かりません。

そこでf/m比率という指標を用いるわけです。

F÷MQ×100

ようするに、

MQ(限界利益)>F(固定費)であればいいし、

MQ(限界利益)<F(固定費)だと赤字

を簡単に計測できるわけです。

これが表すところは、

「すべての業種にあてはまること」

 

介護事業だから、、、

利益率は??でないといけない

民間会社だから、、、

自己資本比率は??でないといけない

 

 

そんな制約をとっぱらい、

純粋に自社が利益が出ているのかどうか。

じゃあ次にどんな手を打つのか。

をただひたすら考えさせられるわけです。

 

 

そしてさらに考えるべきことは、

・借入金の返済
・納税資金
・設備投資
・次年度への繰り越し

などはすべてG(利益)から行うことが原則なため、

G(利益)をどれくらい確保するのか?

を考えさせられる、

社長にとっては大変頭が痛い時間になるわけです。

 

 

このお店の1か月は?

これを1日で見るからわかりません。

1か月にしてみたらどうでしょう?

いろんなものが見えてきました。

MQ会計の素晴らしいところは、

1日、1か月、四半期、半期、1年

と期間がばらばらでも柔軟に計算できるところです。

f/m比率は変わりません。

 

 

だからこのお店で見ると、、、

4月は赤字
5月は黒字(推測として)

が見えたため、じゃあ6月どんな手を打てるか?

を考えることが出来る。

というわけなんです。

 

 

まずはこれ(1つ)をやってみて

と言われる方、結構多いと思うし、

検証したときにわからないとか、

複数のことを考えられないとか、

言われるかも知れませんが、

 

 

経営者にとってすべての仕事はマルチタスク、

すなわち平行処理で行う必要があります。

ってことは

未来予測をするときに、

「6月は価格改定してみて、6月末に様子を見よう」

なんて悠長なことを言っているのでは、、、、

 

外的要因で振り回されてしまうのです。

 

であれば、、、、

(PQ/売上↑)客単価を上げる
(PQ/売上↑)客数を増やす
(VQ/仕入↓)仕入単価を減らす
(F/固定費↓)固定費を減らす
(G/利益↑)給付金をもらう

などの色々なことを同時に行う必要があり、

ここに経営者としての手腕が求められるわけです。

 

上記の手を打った結果、、、

4月  ー30,000円
5月  +20,000円
6月 +120,000円

となり、6月末に突然、非常事態宣言が出ても、

安心な利益を残すことが出来た。

 

 

f/m比率も

4月 108%(赤字)
5月  95%(危険水域)
6月  75%(優良)

と一応「優良」となった、

というわけです。

 

 

打つ手は無限

私の大好きな言葉の一つに、

「打つ手は無限」

があります。

 

これは有名な、滝口長太郎氏から

「はやし君、この言葉を上げるよ」

 

と言われたわけではありませんが(笑)、

倫理法人会の学びとして頂いた言葉です。

 

 

この言葉の中に、

「PQ(売上)だけ上げる方法を考える」

なんて狭い選択肢はありません。

「G(経常利益)をもっとよくするために」

「会社に余裕が生まれて、お客様や働く人たちに還元するために」

::

::

いろんな手を打つことが出来ますよ、

というわけです。

 

 

そのためには、

(PQ/売上↑)客単価を上げる
(PQ/売上↑)客数を増やす
(VQ/仕入↓)仕入単価を減らす
(F/固定費↓)固定費を減らす
(G/利益↑)給付金をもらう

のように、さらに別の手も加え、

別次元のことを持ってきたり(笑)、

 

色々とやる!

色々と出来る!

なぜなら、

打つ手は無限なのだから。

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)