目覚ましに叩き起こされたはやしです。
おはようございます
金曜日が速いですね、、、今日は虐待研修です!
認知症カフェはだれのためにやるのか?
先日、認知症カフェがありました。
テーマは、うちわ作り。
あんしん村からも5名ほど参加し、
地域の方もデイの方も一緒に、
難しいと言いながら作ります。
長く座った後は体操もして体をほぐします。
この認知症カフェ、
いったい誰のために、
何のためにやるのでしょうか?
認知症カフェとは、
このため、福井市から補助金を頂いて運営しています。
開催ルールは、
・毎週行うこと
・毎回2時間程度行うこと
・一般に告知すること
となっており、
あんのんでは、
デイサービスの端っこで毎週水曜日に行っています。
水曜日の午後で固定していましたが、
シェアスペースと重なり、にぎやかすぎるため、
7月からは毎週水曜日の午前、
第一のみは今まで通り、午後に行うとしました。
今回がそうでした。
参加者の声は
・いろんな方と話が出来てよかった
・わいわいやりながらが楽しい
・毎回企画があって楽しい
と好評です。
参加費も100円とあって、
参加する側は楽しいことでしょう。
施設負担が重い。
なんて書くとネガティブトークなんですが、、、、
補助金をもらっているから、参加費100円で大丈夫なんでしょ!
なんて思われるかも知れませんが、
この補助金の対象が少ないんです(笑)。
対象になるもの
・郵送代、ちらし制作代、消耗品
・外注に関するもの
・の申請額のおおむね7~8割
であり、原則、外注・外に依頼したものが対象になります。
しかし、
対象にならないもの
・場所代、水道光熱費
・スタッフの配置費用
・自社で消費したもの、耐久品
など、自社で使ったものは対象にならず、
ほぼ持ち出しになります。
1回あたりの収支計算してみた
20名の参加を頂いたとしたら、収支計算してみると、
収入
20名x100=2000円
支出
おやつ・飲物購入費=2000円
スタッフ人件費、場所代
送迎のガソリン代
というように、ほぼ仕入れで消えてしまう、
という悲しい結果になり、
運営は厳しいものになります。
なので、
・施設の一角でおまけで行う
・極力人手を使わない
といった工夫が求められています。
あんしん村としても営業戦略に(笑)
悔しいので、というわけではありませんが、
・介護保険の申請やお知らせとか
・あんしん村でのお祭りなどイベントの案内とか
・音楽や外部の方を呼んで楽しく
という意味で、
・営業戦略をしないことには、
赤字の意味がありませんから、
申し訳ないですが、お客様を作るための広告として、
認知症カフェを活用させてもらっています。
お陰様で、認知症カフェを通じて
・介護保険の申請に至ったり
・入居の問合せを頂いたり
・介護タクシーの利用を頂いたり
することで助かっているのです。
先日初めて、
「あんしん村に入居したい」
とうとう頂けました。
「あんしん村に入居したいのですが、
どうしたらいいですか?」
と、とうとうお声を頂くことが出来ました。
今すぐではありません、
本人の望むタイミングは1・2年後でしょうか、
でもこうやってお声を頂けたのは感謝しかありません。
認知症カフェは持ち出しが多いので、
結果的には「損して得取れ」となるかもしれませんし、
そんないい結果につながらないかも知れません。
だけど、
お客様と直接つながる
ところはメリットしかありませんし、
感謝や楽しさを直接感じ取れるこの仕事の誇りを感じます。
次回は、
めんじろう先生登場です!
文句を言うくらいなら成果を出す、
それが経営者としてのあるべき姿だと思っていますので、
とっとと前に進んでいます。
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