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No3891 福井県の緩和ケア病棟は3か所、県立病院・済生会病院・赤十字病院、緩和ケアについて情報をまとめました

金曜夜は子供より先に撃沈(笑)、はやしです。

 

おはようございます!

気が付けば土曜日、あれもこれも出来ていません(汗)。

 

 

緩和ケア病棟について情報をまとめました

某研修を受けていて、

ケアマネ同士で情報交換していたのですが、

「緩和ケア病棟について」

あまり情報が多くないことに気が付いたので、

まとめてみました。

 

 

緩和ケアとは!?

緩和ケア.netにはこのように書かれています。

「緩和ケア」の定義とは?

痛みや、そのほかの苦痛となる症状を緩和する。
生命を重んじ、自然な流れの中での死を尊重する。

死を早めることも、いたずらに遅らせることもしない。
死が訪れるまで、患者さんが自分らしく生きていけるように支える。

患者さんの治療時から、患者さんと死別した後も、ご家族を支える。
患者さんやご家族に、心のカウンセリングを含めたさまざまなケアをチームで行う。

生活の質(クオリティ オブ ライフ:QOL)を向上させ、前向きに生きるちからを支える。
がん治療の初期段階から、外科手術、化学療法、放射線療法などと連携しながら、緩和ケアを行う。

 

 

そのためにこんなケアを受けることが出来ます。

(ここでのケアとは、介護・看護・関わりなど包括的な意味です)

引き続き、緩和ケア.netより引用

緩和ケアで行われる医療やケアはさまざまです。
以下に主な緩和ケアの内容を紹介します。

1.自分の病気を知り、治療法の選択を助ける

2.痛みなどのつらい症状を取り除くケア
① 痛みを取り除く
② 痛み以外の様々な症状を取り除く

3.日常生活を取り戻すケア
① 食事を楽しむケア
② 苦痛や不快感を最低限にするための排泄のケア
③ 夜にぐっすり眠れるようにするケア
④ 好きな姿勢をとったり、自然な体位や寝返りをうつケア
⑤ からだをきれいに保つケア
⑥ 患者さんにとって心地よい環境を提供するケア

4.こころのふれあいを大切にし、元気になるケア

5.ご家族へのケア

6.ご自宅でも、緩和ケアを受けられるようにする

 

緩和ケアを受ける場所、

というのは病棟に限った話ではありません。

病院で受けるなら緩和ケア病棟。

自宅でという方法ももちろんあります。

 

今回は「緩和ケア病棟」についてです。

 

 

福井県にある、緩和ケア病棟

緩和ケア.net で検索すると、

福井県には3か所あることがわかります。

(画像にリンク貼ってあります)

 

それでは個別に見ていきましょう。

 

福井県立病院様

(画像にリンク貼ってあります)

 

 

福井県済生会病院様

(画像にリンク貼ってあります)

 

 

福井赤十字病院様

(画像にリンク貼ってあります)

 

 

すべて福井市内に固まっています。

嶺南のケアマネさんからは、

敦賀にない、、、、

なんて声も頂いています。

 

 

緩和ケアについてQ&A

それは済生会病院様が詳しく書いて下さっているので、

そちらをごらんください。

済生会病院・緩和ケア病棟Q&A

 

例えば、

・入院について、条件・経路・相談窓口・費用

・退院について

・告知について

・治療について、点滴やモルヒネなど

・生活について、飲酒、ペット、レクレーション、面会

 

と細かく書いて下さっています。

 

以外だったのが、

「退院できる」

ということ。

 

最期をすごす場所、

と思っていましたが、

1か月を目安に退院する、

と書かれていました。

 

 

緩和ケア病棟は設備もととのい、

最期をゆっくり過ごすには、

とてもいいところです。

 

ただ、1か月何もなければ?

本人の希望があれば、

退院が出来るというのは驚きです。

 

 

緩和ケア病棟を見学した、はやしの感想

これまでにも緩和ケア病棟に何度もお世話になりました。

面会にも行きました。

訪問して数日後に亡くなった、というケースもありました。

 

 

緩和ケア病棟は

時間がゆっくり流れ、

静かにすごし、

音楽がどことなく流れ、

ゆっくり過ごせる場としていいようです。

 

 

スタッフもきちんと「緩和ケアの理念」を理解され、

丁寧に優しく接して下さる居心地のいい空間です。

 

 

その反面、

個室で人の関わりが少ない、

寂しい、

静かすぎる、

動きが少ない、

酒もたばこも自由に出来ん!(笑)

という理由で、

 

 

緩和ケア病棟入ったけど、

退院する方がいるのはなるほど、

と思いました。

 

 

特に、はやしのような、

にぎやかなところが好き、

人が近くにいないと落ち着かない、

静かすぎると我慢出来ない、

 

 

なんていう方は、

耐えられないでしょうね(汗)。

 

 

緩和ケアを受ける場所は緩和ケア病棟以外もできる

緩和ケア.net にも書かれていたように、

緩和ケアを受ける場所は、

「緩和ケア病棟」のみならず、

「自宅」でも、

「老人ホーム」でも、

できます。

 

 

有料老人ホームあんしん村でも看取りを行う、

「緩和ケア病棟」に行かれた方もいれば、

あんしん村で看取りを行った方もいます。

 

 

あんしん村での看取りでも必ず、

「緩和ケア病棟」の検討をした結果、

あんしん村がいい、と言って下さり、

最期を看取り、お送りさせて頂きました(泣)(泣)。

 

 

こちらの記事で取り上げた方のように、、、、

No3845 毎年12月30日の餅つきのお餅は、あんしん村の正月お雑煮に提供、、、で、勝手に人生会議ポスター作りました

 

 

にぎやかなところがお好きな方で、

朝の9時頃、つまり日勤帯に、

お迎えがちゃんと来ました。

 

 

 

あかん、思い出すだけで泣いてしまいます(泣)(泣)(泣)。

 

 

だから、はやしのような

うるさいところが好きな人間は、

有料老人ホームあんしん村のような、

絶えず人がいるところ、

にぎやかしいところ(主観ですw)、

が似合っているんでしょう。

 

 

心の葛藤当たり前、希望が変わって当たり前、を受け止めてくれる

緩和ケアを行うには、

本人も家族も「これ!」と決めて最後まで貫徹するわけではなく、

 

「入院しようか、でもしたくない」

「入院したくないけど、しようか」

そんな心の葛藤の日々で、

ころころ変わることなんて当たり前です。

 

 

本人と家族の意見が一緒じゃない、なんて当たり前ですし、

家族内でも違いますし、

日々葛藤されます。

 

 

だから、

困ったときの入院、

体験のための「緩和ケア病棟」、

入ってみたけどやっぱり自宅がいい、

それも大丈夫です。

 

 

そんな心の葛藤を、

ケアマネージャや、医師や看護師、関係者の皆様は、

寛容に暖かく受け止めてくれますからどうぞご安心下さい。

 

 

入院にあたっては、

「突然入る、いきなり緩和ケア病棟に入る」

ことはできません。

 

 

主治医や病院の医師らと連携しながら、

病気がわかった早いうちに検討しながら、

相談しながら、

すすめていけばいいでしょうね。

 

 

 

緩和ケア病棟について、

参考になれば幸いです。

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)