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No4316 介護タクシーの思い出ぽろぽろ、その2在宅酸素・人工呼吸器・歩行器・老人車・そしてバスガイド、、、が同席!

大雪ぼろぼろ、はやしです。

 

介護タクシーの思い出ぽろぽろ、その2在宅酸素・人工呼吸器・歩行器・老人車・そしてバスガイド、、、が同席!

No4299 介護タクシーの思い出ぽろぽろ、その1「なんで洗濯ばさみあるんですか?」を聞いた彼女との出会いに感謝申し上げます。

という記事を書きました。

 

終活ケアマネージャ、

のカテゴリーでしたが、

どちらかというと、

終活介護タクシーだったのでしょうか。

 

 

悔悟タクシーだったかも知れません泣

悔悟といっても、過ちがあるわけではありませんが、

なにか悔しさを感じます。

 

 

その2へ続きます。

「なんで車内に洗濯ばさみがあるんですか?」

 

この記事、

今でも車内にある洗濯ばさみを見て、

ふと思い出して、

あの人のことを書こうと書きました。

 

 

孤独だったかもしれない彼女のことを、

身寄りが少なく、気が付いたら見知らぬ人ばかりの福井に来たことを、

それでも介護タクシーや医師やケアマネージャらとの接点があったことを、

少しでも良かったと思うしかありません。

 

 

 

洗濯ばさみが介護タクシー内にある理由

それは、点滴に使ったことがあるからです。

なぜかは思い出せませんが、

点滴をしたままで帰宅してよいですよ、

 

 

あとは、看護師さんが処置してくださいね、

と状態も良くなりあんしん村に帰宅された方がいたため、

洗濯ばさみを使って帰宅しました。

 

 

この方は、

神経系の病気があり、

いつも血圧が低い、

とにかく低い、

上が70でケロリとしています。

そして手が冷たい。

 

 

話をするといつも、

「そんなもんや」

とさらりとおっしゃり、

無口な彼は、淡々と話されます。

 

 

体調が悪いから、

しんどいから、

と病院を受診しても、

あまり処置もないので帰宅させられます。

(この方には限りませんけれど)

 

 

受診して点滴し始めると2時間が当たり前。

それならと医師と相談し、

続きはあんしん村で抜針してね、

となり帰宅しました。

 

 

なぜなら、

その間スタッフが付添しなければいけません。

何もできません。

ならば、

あんしん村に戻りやんわりと見ておけば、

他のことをしながら出来るので。

 

 

そんな思い出があります。

 

 

介護タクシーだけどこんな事例があります

そんな介護タクシーの中でも色々とあります。

決していい話ばかりではありません。

 

 

1、酸素・気管切開・リクライニング

あんしん村介護タクシーを運行していて、

一番大変だったのがこの方。

 

気管切開をしてあり、酸素あり、大きなリクライニング車椅子、、、、

それが、ラクティスに入るんかいな。

そんな心配でした。

 

 

事前にデイケアで車に入るのかを試し、OKなことを確認し、

(本人がベッドに横になっている間)

 

自宅にお迎えに行き、二人がかりでベッドからリクライニング車椅子に移乗し、

リクライニング車椅子だと広いといえない玄関を通り抜け、

無事受診し、

また逆の手順でベッドまでお連れします。

 

 

家族が酸素などのセッティングを行い、

無事を見届けて帰宅する。

そんな大変なケースがありました。

 

 

背が高く骨が隆々と出た男性の職業は、住職。

話をかけると、まぶたで返事をしたり、

つらければ涙を流す。

話すこともままならない様子でしたが、

手を触れると温かみを感じました。

 

 

2、人工呼吸器・ベビーカー

送迎を受けたときは1歳だったでしょうか。

今は2歳ですが、常に人工呼吸器をつけ、

いつもベビーカーで安らかに眠っておられます。

 

 

この方を送迎してから、

人工呼吸器の怖さを知りました。

 

 

介護タクシーというと高齢者向け、

と思われるかも知れませんが、

こういう方でも対応しています。

 

 

ピーピーピー

乗車前に何かの拍子で管がはずれ、

お母さんが慌てて付ける。

なんてこともありました。

 

 

在宅酸素よりもめちゃくちゃ怖い人工呼吸器、、、、

触りたくない、

関わりたくない、

それが本音です。

 

 

3、歩行器や老人車と一緒

高齢者のお供は、

・杖
・老人車
・歩行器
・妻

と一緒に載れるのがいいですよね。

 

ただし、

介護保険の訪問介護サービスの一つである、「通院等乗降介助」は、

・同行者は受診が出来ない

・自宅から受診以外の用途には使えない

・要介護1~5の方限定

といった制限がありますが、

 

 

なによりも

・介護の資格を持つプロドライバー

というのが、強みなんでしょう。

 

だから、歩行器だって車椅子だって何のその!

 

 

ほんとは重い話がありましたが、

生々しくて書くのを辞めました。

 

 

ちなみに

 

「今からドライブ行くからね!社長と」

私が送迎するときによく言う言葉がこれ。

 

「今からドライブ行くからね!社長と」

と言うと車内が少し明るくなります。

 

「でも、○○病院でごめんね~~~(笑)(笑)」

と重ねるとさらに笑いが起きます。

 

 

新型コロナウィルスの状況もあって、

・外出できない

・外出しても受診など限定された

そんな中に、

 

少しでも明るく、

少しでも和らいで、

少しでもモチベーションが上がるように、

受診でも楽しんでもらえるように、

 

車内だって盛り上げます♪

気分はバスガイドさんです♪

※70年の歴史で初、はとバスでも男性ガイドが誕生しております

 

 

楽しんで頂きたいです!

 

 

 

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)