おはようカーボベルデ、はやしでルデルデ。
No4893 知床遊覧船沈没事故から半年、手に取った本に桂田社長のことが記載!、細部にこだわることで大事故を防ぐ!ために出来ることとは。○○から学べ。
知床遊覧船沈没事故から半年
知床遊覧船沈没事故から、
半年が経過しました。。。。
Wikipediaまであるんですね、、、
知床遊覧船沈没事故とは、
2022年(令和4年)4月23日に北海道斜里郡斜里町で発生した海難事故。
観光船「KAZU I」(カズ ワン)が斜里町の知床半島西海岸沖で消息を絶ち[2]、船内浸水後に沈没した[3]。乗員・乗客合わせて26名全員が死亡・行方不明となり、旅客船事業に対する国の監督強化[4]や、海上保安庁による救難体制強化[5]のきっかけとなった。
まだ全員が見つかっておらず、
一部の方の遺体や、遺品が見つかっている程度。
これは全員見つかるには、、、
かなり困難な状況ではないでしょうか。
買った本に桂田社長が掲載
なぜこの事件を
記事にしたかというと、、、
BOOK OFFで買った、
武蔵野の小山社長の本が、
安く売られていたので買ったら、、、
その話が載っていました(汗)
小山がアドバイスされたことは、
「はい」「YES」「喜んで」と言う。
知床観光船が売りだされた時は、
私は「値切ってはダメ、言い値で買いなさい」
そしてその本質は、
元陶芸家で、
経営の事は右も左もわからないド素人。
そんな方が今回事件を起こしたのでした。
事故を起こした、
というと犯人みたいな言い方ですが、
自然相手なところですから、
天気を味方につけて、
海を味方につけて、
普段の準備を万全にして、
機器類を整えて、
など本来行うべきが、
すべてがダメで、
沈没してしまった(泣)
通信連絡網があれば、、、
海がもう少し良ければ、、
ベテランスタッフが残っていれば、、
大事故の影にヒヤリハットあり
大事故の影にヒヤリハットや、
インシデントが起きている。
というのはこのブログでも
よく書いています。
だから、きっとこれまでも、
・通信連絡網の機械が損傷している
・海が荒れて引き返してよかった
・船の修繕が・・・
なんて小さな事故や、
事故に至らないまでも、
中事故、小事故があったことでしょう。
それを放置して、
「前回は大丈夫だったから」
と飽きれた感覚で、
「今回も船を出そう」
と無理に船を出してしまったから、、、、
事故を起こしたことでしょう。
小さなことに気付けるか
「神は細部に宿る」
という言葉があるけれど、
元々は芸術作品で言われている言葉で、
ディテール(細部)にこだわった丁寧な作品には作者の強い思いが込められており、まるで神が命を宿したかのごとく不朽の作品として生き続ける。
という意味のようだが、
「細かい部分までこだわり抜くことで、全体としての完成度が高まる」
という意味がより的確なことでしょう。
すると、船を安全に出航するために、、、
・定期点検をきちんと行い、
・備品関連を万全にし
・当日の点呼や
・天気を味方につけて
・スタッフとも入念な相談をし
出航していれば、、、
こんな事故が起きないはずで。
起きたとしても、
そこまで大きな事故にならなかった。
かもしれませんよね。
普段からの小さな気付きが、、
重要だったのかも知れません。
しかしながら、
桂田社長は、、、、
「逮捕はないですね」記者会見の前日…桂田社長と知人の”通話記録”入手 知床観光船沈没
「お前ら言うこと聞け」桂田社長の性格 元従業員が語る 金にけちくさい パワハラ気質が事故招いたと指摘
沈没の観光船“ぶっつけ本番”の出航、社長会見と異なる安全軽視…元従業員が証言「ひび割れは毎年、水を抜いていた」
検索すると、
こんな記事が出てくるくらい。
つまり叩けば埃が出てくるくらい。
ですから、
普段から安全対策に気を付けていたか?
というと、そうじゃなく、
コスト、コスト、
とうるさかったのでしょう。
コスト削減は大事
もちろんコスト削減は大事です。
桂田社長が会社を引き継いだ時は、
赤字があり、会社が傾いた状況だから、
売りに出ていた。
だから、赤字体質を削減するために、
色々と動いたり、
小山社長のサポートを受けたりと、
日々模索し、東奔西走していた、
ことでしょう。
そして利益を最大限に、
コストを最小限に、
するために、、、
行き過ぎた。
わけです。
しくじり先生から学べ
ということは、
事故は悲しいし、
二度と起こしてはいけないからこそ、、、、
このしくじり先生から学び、
自社が同じように事故を起こさないために、、
何が出来るかを考えないといけません。
現時点で、
自社でこうする!
というのはまだ見つかりませんが、
・日常的に潜む連絡体系の漏れ
・書類の紛失など
・事故が起きそうだったけど起きなかったこと
・日々の整理整頓
をしていくことで、
大事故を防いでいるように思えます。
亡くなった方のご家族に
お悔みを申し上げるとともに、
一日でも早く見つかることを
心より願っております。
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