ケアマネの訪問依頼はこちら、あなたの会社・団体に訪問します!

No4216 デジタル庁が立ち上がり、本気で”脱印鑑文化”を目指す、介護の現場からも”脱印鑑文化”をぜひ!

ぎゃーす、はやしです。

 

デジタル庁が立ち上がり、本気で”脱印鑑文化”を目指す、介護の現場からも”脱印鑑文化”をぜひ!

 

デジタル庁が立ち上がりました。

今回のコロナウイルスの影響で露呈した、

国や行政の印鑑文化による様々な問題が露呈。

 

 

そして菅総理大臣が立ち上がりました。

デジタル庁と、平井デジタル相です。

えっと誰?

って言わないで下さいよ。

(私もよく知りませんでしたけどねw)

 

 

この、デジタル庁と、平井デジタル相を見て、

菅総理大臣、本気やな、と気概が伝わります。

 

この平井氏、Wikipediaによると

・IT会社の社長かというとそうではなく、

 

 

 

・選挙活動におけるインターネット利用の解禁に向けて、自民党で中心的な役割を担った

・2015年1月9日に全面施行された”「サイバーセキュリティ基本法」制定の中心人物

・労働人口が減るハンデをITの利活用でどう克服するかが一点だとおっしゃる

と、そこそこの本気度合いが伝わってきます。

 

※そこそこと書いたのは、ずばっと民間の会社経営者を使わないところ。

 

脱・印鑑文化を率先垂範して欲しいですね!

 

介護の現場で印鑑が・・・・必要!?

介護の現場ではなんだか印鑑がたくさん必要なようです。

 

一番はケアプランに捺印、

【介護保険実地指導はいつ来るの?】今さら聞けない介護保険の実地指導と大切な印鑑の不条理体験談

 

捺印がないだけで不条理な話がたくさんあるのですが、、、、、

私から言わせると、

じゃあなぜ、そもそも印鑑が必要なのか?

を考えないのか?

と言いたい。

 

 

実地指導を行う行政も、

事業所側も、

なぜ「ケアプランの印鑑いらないんじゃ?」

考えないのか、不思議でしょうがありません。

 

 

幣所では4年前からケアプランの印鑑は廃止しています

あんしん村では、ケアプランを自社ソフトに切り替えた時から、

印鑑を廃止しています。

No3534 労働時間が短く労働生産性が高いドイツから見習うこと、日本文化で出来ること、その1

 

その間、2回も実地指導が入っていますが、

特別何も言われませんでした。

確か、「印鑑なしにしました」と、

わざわざ話もしていたと思いますが、

特になにも言われていません。

 

 

では、なぜケアプランなど印鑑が必要なのでしょうか。

なぜなくならないのでしょうか。

 

1、印鑑が必要だと思われる文化から

これが大元になるんでしょうが、

契約行為、同意行為、閲覧行為、などなど

印鑑を押す文化があるんですが、

 

 

そもそも朱肉による三文判なりの押印が必要なケースは、

契約行為でのみ最も大事であり、その他のケースでは必要ありません。

だから、ケアプランに押印はここでいう、「同意行為」にあたるため、

そもそも必要ではありません。

 

 

2、行政が言うから

「ケアプラン 押印 厚生労働省」で検索して見つかった、

MRIという研究会社のホームページで見つかった、

居宅介護支援事業所への実地指導マニュアル

にもずばっと書いてあります。

「利用者の同意日、署名(記名押印)があるか。」

 

 

行政は

「ないよりはあった方がいい」

など平気で言いますが、これが問題です。

 

 

行政は言葉を返すと「法の執行人」なわけですから、

「ケアプランに印鑑が必要」という場合は、

どの法律に基づき言っているのかを明確にする必要があります。

「ないよりはあった方がいい」なんて書いてある法律はありませんから(笑)、

 

 

真向から

「どの法律に書いてあって、厚生労働省から必要という最新の指導があるのか」

を言う必要があり、追及すべきです。

そうすると「ないよりはあったほうがいい」なんて法律はないので却下できます。

 

 

3、上司が言うから

「ケアプランの押印を押し付ける上司」も問題です。

同じように

「ないよりはあったほうがいい」

なんて言う場合があります。

 

それが現場として負担になったり、

ケアプランに署名があるけど押印がない

なんて事象は起きないわけで、実地指導対策にもなりますから。

 

 

4、ソフトで出力されてしまうから

使用しているケアプランを作成するソフトでは、

著名捺印欄を出力する

という機能があるなら使わない方がいいです。

 

 

捺印欄を出力しない

ようするに、

「印」という文字を出力してしまうがゆえに、、、、

自らで首を絞めているわけです。

 

 

実地指導でも言われました。

なぜ印鑑必要なのか?と聞いたら

「印」という文字があるから・・・・

なんて言われたこともあるような、ないような。

 

じゃあなくていいじゃん。

というわけです。

 

 

5、地域包括支援センターが言うから

悪者にする気はありませんが、

最近では予防ケアプランでも「印」の文字を削除して、

こっそり地域包括支援センター様に提出しています。

 

特別何も言われていませんが、

「ないよりはあった方がいい」

と言われたら、同じように盾突く予定です(笑)。

 

 

6、自分が迷うから

自分自身も問題です。

厚生労働省も押捺は絶対ないといけない

なんて言っておりませんから、

迷うわけです。

 

 

そもそも押印は、「契約行為」のためと思えば、

・契約書や重要事項説明書

・個人情報の同意書

・介護保険の申請や、証の再発行など

に必要なのは分かりますが、、、

・ケアプランは契約行為ではありませんからどうぞご安心ください。

 

自分の思い込みから来る

今までやっているからが正解ではない

と気づくべきだ、そういうことです。

 

 

なんと以外なところにも、

「ケアプランに押印させる人」がたくさんいることが分かりました。

 

ケアプランの押印をなくす、

なんて、アンチペーパレス文化のケアマネージャの現場から言うと、

たった一つの小さな行為かも知れません。

 

 

しかし、

そういった一つひとつの行為であっても、

取り去る努力をすることで、、、、減らすことが出来ます。

 

 

菅総理大臣だって本気だ!あなたも!

菅総理大臣だって本気でデジタル庁を立ち上げ、

本気で脱印鑑文化を目指しています。

 

あなたも同じように動きませんか?

 

 

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)