ひげじょりじょり、はやしです。
おはようでございまっす。
月曜日がやってきま~~した。今日ももりもり参ります!
独居って、ほんとに家族がいない?のはケアマネの○○
以前書いていましたね。
その4、困難事例で快楽(笑)、ケアマネやっててよかったと思える瞬間
と連載しておりましたが、
衝撃の事実が発覚、
その4が2記事もありました(笑)。
どんだけあかんねん、
と思いながらもこの記事の続編を書きます。
なお、この話は濃すぎるので、
カテゴリーをTOMO’Sケアプランに変更しました。
この話の登場人物を補足しておきます。
本人、80代男性、軽度認知症あり、歩行なんとか、入退院繰り返す
息子、50代男性、脳梗塞で麻痺が残り、入院中
犬2匹、飼われていたが、引き取ってもらう
家、かなり汚いが、業者によって清掃済み
と、濃いキャラがそろっています。
身の回りの家族がいない、、、、
包括支援センターより聞いていたのは、
身の回りの家族がいない、ということでした。
案の定、本人と話をすると、
7人兄弟の真ん中、
ほとんど兄弟は亡くなったが、
大阪の妹がいる、
とおっしゃっていました。
しかし連絡先がわからない、
「○○ さなえ」さんという名前しかわからない。
ので、頼れる家族がいないため、
本人が意識が言えない場合、
息子のことで判断が困った場合、
どうしようか困っていました。
実は本人、退院してました。
実は無事退院しまして、
(少し)キレイな家で一人で過ごしています。
毎日訪問者があり、過ごせています。
もう2週間が経過しました♪
頼むからご飯しっかり食べてね。
年賀状でつながるご縁
家の中をふと見ると、
年賀状が来ています。
これはイメージです。
○○寺
しかも少し離れた市、、、、
行けないよな、、、
お寺から年賀状が届くってどういうことだろう。
本人に聞いてみたところ、
父「昔からお世話になっているお寺なんだ」
そうおっしゃっていたので、
:::
::
:
電話しました(笑)
すると、住職さんがいろいろと教えてくれまして、
ずっとお世話になっているところで、
万が一があったら納骨などを行っている、
ということでした。
めちゃくちゃ大事な情報やないですか。
そしてなんと、
ご本人の実家の連絡先を教えてくれました。
そこには近しくしていた姪や、
婿養子に入った方がいるとのことでした。
ので、
:::
::
:
電話しました(その2)
電話したらいろいろと教えてくれました♪
お忙しい中、ありがとうございました。
近しくしていた姪は亡くなっており、
婿養子さんが残っていましたが、
血縁関係がないと、なかなか家族としての意思決定に関わることは難しいようです。
「関係がないでなー」
そうご本人もおっしゃっていました。
そして本人の兄弟のことをお聞きすると、
なんと、
大阪の妹さんのことを教えてくれました♪
ので、
:::
::
:
電話しませんでした(笑)
だって妖しいやん(笑)。
オレオレ詐欺みたいやん(笑)。
ので、こちらの連絡先を伝えたところ、
:::
::
:
すぐ電話かかってきた!
おおおお、ありがとうございました。
そして色々とヒアリング。
住所、電話番号、近況、生年月日、
ご本人、息子のこと、
妹さんのことなどなど。
福井を離れて、ン十年、
本人と最後に会ったのは、兄が亡くなった数年前どころか、10年前!?
どんだけ連絡取らないねんって。
しかも、聞いた名字間違ってるし(笑)。
兄弟でも連絡を取らない理由
・電話番号を紛失した
・もともとさほど仲が良くない
・連絡を取る中でもない
といういろんな事象に加えて、
・本人が耳が遠い
・認知症があって理解できにくい
・入退院などあってかけられない
といった個人の事情から、
・電話料金を滞納している
・電話を解約した
そんな事情もあったりするでしょう。
今回は本人とまだ話はしていませんが、
妹さんのことは伝えました。
ら、喜んでくれました。
今後、意思決定を伴う場合に、
参考までにご意見をうかがうこととなりました。
何よりも、
「頼れる家族がいない」
というのは、
「調べれば誰かしら見付かる」
ということが証明できた、
というわけです。
実はケアマネの思い込み
「家族がいない」
なんて決めつけてしまうと、
・調べようとしない
・いないと思い込む
・そのまま進めてしまう
ことがあるので、
そういう踏み込まないことも問題なんだろな。
そう思います。
家族の欄がスカスカだったフェイスシートでしたが、
家族の欄が埋まりました。
本人の実家もしっかり入れました。
万が一の後処理も頼むことになりますから。
よろしくお願いいたします!
どうでしょうか、
家族がいないと思っていた独居の方、
それもケアマネの思い込みだったようです。
動けば動くほど、何かしら出てきますよね!
今度は、別の独居男性の方の話です。
何度かTOMO’Sケアプランに出てきている方ですから、
お楽しみに!
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