おはようブータン、はやしでタン。
No4786 明日から入居をお願いします、と言われた有料老人ホームあんしん村の対応と、どうみても支援が必要な独居・高齢者の関わりと、その後、その２
その１記事を書きました。
独居独身・70代女性が、
身内の介護のために市外にいて、
久々に自宅に戻り、
荷物を大量に送りつけたところで、、、
倒れて救急搬送。
１週間で退院しようとするも、
寝るところもない、エアコンもない、
そんな過酷な家に住めないため、
身を案じた病院連携室の担当が、
有料老人ホームあんしん村に連絡を。
これからどんな生活が待っているのでしょうか。
明日退院なので、入居をお願いします
と言われて、急な話でしたが、
受けることにしました。
というか、断ることも出来ない状況で、
部屋や食事の手配をして、
準備をしました。
今までにそんな急なこと、
したことはありません。
本人と面会は１時間以上、
退去後の話も含めて、
色々と相談が出来たので、
よかったです。
ADLも自立、認知症もなく
車も運転できる方で、
真面目な方、契約なども出来、
とても落ち着いて話をされる方で、
安心しました。
車の運転は倒れた後なので、
まだ自信がない状況です。
生活力が足りない
そこで色々と話をして、
分かった事実。それは、、
掃除・洗濯・調理など生活力がない
(家政婦さんのような方に依頼してきたため)
ことや、
自宅の整理整頓が進まない
だけでなく、
協力者も少ない、
他に〇〇、
など、色々と判明しました。
そこであなたが、
連携室の担当や、
ケースワーカーや、
ケアマネージャならどう動くのか？
そして、退去後の生活を、
どう描いていくのか？
を考えてみて下さい。
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独居高齢者にはまず支援者が必要
その１でも書きました。
支援を求める独居高齢者には、
めちゃくちゃ親切な制度。
しかし言葉を返すと、
支援を求めない独居高齢者には、
制度は恐ろしく不親切。
が、わかると思います。
きっとこの方は、
救急搬送されなければ、
淡々と一人で生活をされ、
特に変わらず過ごせていたことでしょう。
しかし入院して退院連携室や、
有料老人ホームあんしん村と
関わりが出来たことによって、
制度が付いてくることとなりました。
一人で安定して生活出来ているときに、
「手助けしますか？」
と言っても受け入れにくい状況ですが、
本人が困ったことで援助しやすく
なったことは事実です。
元気度調査を実施
何か支援が出来ないか、
介護保険が使えないか、
と思いまして、
実施したのが元気度調査。
いわゆるチェックリストというやつです。
これに当てはまれば、
要支援・要介護に該当せずとも、
事業対象者として認定を受け、
介護保険のヘルパーを利用できる。
というわけです。
案の定、
たくさんチェックが入り、、、、
事業対象者となることが出来ました。
事業対象者と要支援の違い
要支援・要介護の認定を受けるためには、
介護保険の申請が必要となります。
申請すると、
・主治医意見書
・認定調査を実施し
１か月ほどあとに介護度が決まる。
と、時間がかかります。
事業対象者は、
厳密には介護保険の申請ではないので、
・チェックリストに該当し
・市役所に申請するだけで
事業対象者として認定でき、
すぐにヘルパーなどが利用できる。
というスピード感あふれた
対応が出来るわけです。
さてこの方はどうなったでしょうか、、、、
その３へ続く
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