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No3422 30代で2回の相続体験記を福井から発信!! その20伯父からの手紙(Letters from Buhei)が相続後に届く

夜中に目が覚める、ハヤシです。

 

おはよんでっする。

先日お会いした若手経営者の方、久々でした。

お話したら「ブログ読んで知ってるよ」ありがたやありがたや。

本日水曜日、カフェあんのんは定休日ですが、はやしは仕事でやす。

今日もゴリゴリ参りましょう!

 

 

30代での相続体験記

連載いかがですか?

過去記事は「30代での相続体験記」カテゴリーをどうぞ!

 

続いております。

読んでのご感想、お待ちしております。

 

その20

伯父からの手紙(Letters from Buhei)

 

硫黄島からの手紙、

有名な映画ですよね。

父親達の星条旗(右)がアメリカ側の視点で描かれています。

何が関係するのって。

そのタイトル、言葉。

 

相続手続きが終わり、半年ほど経ったあと

その19、相続税の手続きを行う

のあと、自身の結婚式や、

失業手当の時期などがあり、

伯父の荷物整理をあまり出来ないでいました。

 

数ヶ月経った春頃からぼちぼち荷物整理を始めた記憶があります。

 

荷物はいろんなところに分散されており、

・母屋がつながる建物の2階

・倉庫

・農業倉庫

といろんなところにいろんな物があり、

整理に時間がかかっておりました。

 

 

前述建物の2階には、

契約書などが見つかった押入れの他、

伯母などの着物・衣類、

古い食器、鍋、家事道具、

アルバムや卒業写真といったプライベートなもの

までありました。

 

 

整理は少しずつはじめていましたが、

自分自身が別宅にいたことや、

途中家のリフォームなどもあり、

いろいろと物があふれ、6畳4部屋が物でいっぱいでした。

 

 

あとは子供に任せたと言う方がいるけれど。

終活座談会や年配の方と話していると、

自分の家の荷物や整理は

「たくさんあって時間がかかるし、子供に全部任せてるの」

と言われる方もいます。

 

ところがそれは困ります、

はっきり伝えます。

 

 

何も無ければ全部捨ててしまいます。

記念のものや残して欲しいものは教えて欲しいし、

そもそも親の代で貯め込んだ物を少しでも減らして欲しい、

と言いたいからです。

(と言っております)

 

 

子供の立場からすると、

記念のもの、アルバムなど、残したいもの、捨てられないもの、

は捨てたくはありません。

何もせずに「あとはよろしく」では困りますものね。

 

 

2回の相続を体験し、

整理する、物を捨てる大変さを実感しています。

だから結局5年経ってようやくほぼ捨てることが出来た、

そんなことは多々あります。

 

 

初夏だったか、荷物を整理していたら出てきた、

日記というか手記が見つかりました。

 

日記には

・1人で孤独だ

・相談できる人がいない

・無口で話さない

そんな伯父にとって、不動産管理というのは大変だったことでしょうね。

宅建や土地のことをちゃんと勉強していないので専門知識もなく、

目の前の方に一生懸命向き合い、

一軒一軒周り地代を回収する。

 

 

そんな伯父が向かったのは仏門でした。

本願寺の仕事の手伝いかと思われる名義の通帳も見つかりました。

農家組合や町内のことで他人のために動き続け、

仏門で学び続け、

たからこそ、安定した運営と人様に頼られたのでしょうね。

 

 

近所の司法書士さん

契約書や謄本が新旧問わずに入っていたかばんには、

近所の司法書士さんの名前がたくさん見受けられました。

謄本の表紙のここね。

 

遠筋の親戚にあたるようで、

いろいろとお世話になっていたようです。

 

相続の登記をし始めたときに、

書式を整えお願いしにいったところ、

 

司法書士さんに

「待ってた、武兵衛さんの後任!」

と喜んで下さりました。

 

司法書士さんも相当なおじいちゃんでしたが、

いろんな話をして下さりました。

 

そしてどっさり渡された資料、

それが謄本の原案だったり、下書きだったり、

周辺資料だったことを覚えています。

 

 

事が終わってから、

後任待ってたぞ!と言われ資料を受け取ったことが、

硫黄島からの手紙が終戦後に届いたように、

感じたのです。

 

 

司法書士のところでは、

登記のやり方をとことん教えて下さりまして、

「自分で出来ることは自分でやりね!」

とさせてくれました。

お陰でずいぶん、経費削減ができました。

まだぎりぎり漢数字で数字を書いていたときでっせ(笑)。

 

 

武兵衛さんが、司法書士さんに愛情を注いだように、
(同じような年齢なので友人でしょうかね)

 

後任である私に、同様に愛情を注いでくれて、

登記のイロハを教えてくれました。

 

(後日、入居の相談も頂きました、感謝)

 

 

相続をせずに東京に居続ける、

ということも出来たでしょう。

でも、受けたことに今の自分の基があります。

 

めぐりめぐっての武兵衛の手紙、ご縁を今でも感じます。

Letters from Buhei

重いですが想いを感じますよね。

 

Flag of Fathers

星条旗ではありませんが、林家の家紋といったところでしょうか。

そんなFathersという単語にもじーんと来ています。

 

 

さ~~て、次回のはやしさんは!!

相変わらず小ネタもぶっこみます(笑)。

・はやし、二次相続に向けて

・はやし、リフォームするの巻

の巻をお楽しみに!

(書いておかないと、自分が忘れちゃうからねw)

 

 

来週のはやしさんをお楽しみに!

じゃんけん、ぽん!

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)