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コロナ罹患して摂食障害により点滴だけの状態、「点滴すら辞めて欲しい」とおっしゃる家族の希望を叶えるには、その2、国が考える医療費削減とは。1か月で自宅に帰る選択肢はどうなるか? No5200

おはようござゴッドガンダム、はやしでドガン。

 

コロナ罹患して摂食障害により点滴だけの状態、「点滴すら辞めて欲しい」とおっしゃる家族の希望を叶えるには、その2、国が考える医療費削減とは。1か月で自宅に帰る選択肢はどうなるか? No5200

 

先日の記事の続き

朝がやってきました。
1日が終わるのが速いです。

 

コロナの後遺症だからか、、、

・夜にはクタクタ。眠い
・空咳あり

体力が落ちたのでしょう。
まだまだやれまする。

 

 

先日、こちらの記事を書きました。

コロナ罹患して摂食障害により点滴だけの状態、「点滴すら辞めて欲しい」とおっしゃる家族の希望を叶えるには、「病院以外の選択肢もあること」を伝えます。その一つが介護医療院。 No5199

 

コロナ罹患して入院、
摂食障害で点滴だけの生活。

介護医療院などの施設や、
地元の病院への転院など、
紹介しています。

 

有料老人ホームあんしん村で受け入れられない理由

話している最中、
何度か、

「あんしん村さんでお世話になりたい、
吸痰できなくても、
苦しくても放置してもらえれば
大丈夫なんですけど」

なんてそこまで、
家族が言って下さるものの、
やはり受入れは難しいのです。

 

その理由は、

1、資格者がいない

吸痰を行うには、
介護職員が*全員*、
有資格者である必要があります。

夜勤者全員も取得できるか、
というと出来ていません。

 

2、実地研修も出来ない

資格を取得するには、
実地研修を行う必要があり、
吸痰が必要な利用者に対して
行うことで、、、

最終的に資格を取得できますが、
あんしん村にいないし、
他施設との協力体制もありません。

 

3、万が一が万が一

目の前で痰がからんで、
何かがあったとき、、、

「何もしなくてもいい」

と放置できる人間は、
あんしん村にいません。

 

吸痰を行わないことで、
の万が一が人為的に起こされる
ことを考えると・・・

トラブルを引き起こす可能性も、
0ではありません。

いくら家族が「何もしなくていい」
と言われてても、、、

 

退院は?

そしてこの入院の方、
退院日が決まっているかどうか、
を聞いてみたところ、

連携室「7月に入院したので、10月までですねぇ」

と3か月の淡泊な回答。

 

吸痰ごろごろ、
点滴ばかり、

であっても3か月で退院してね、
というのです(汗)

 

とするとなおさら、、、、

・他の病院
・介護医療院
・特別養護老人ホーム
・自宅もぽろりと(汗)

といった次を、
考える必要があります(汗)。

 

もちろん画一的に、
事務的に「退院してください」
ということはありません。

次の受け入れ態勢が整うまで、
となりますが、、、

 

そこは連携室も真面目に、
しっかり探してこられます。

 

国の考え方

なんとしてでも、
医療費・介護費を安くしたい国は、
このように考えています。

 

イメージ図

急性期:
・医師や看護師の配置数が多く、
・医療費が高い、数日から2週間・1か月

慢性期:
・状態が安定している
・最大3か月

慢性期その2:
・状態が安定している
・高齢者専用病院など(以前あった社会的入院)
・中小個人医院の入院

介護医療院:
・介護保険に移行
・医師の連携や看護師配置が必要で、介護費高い

特別養護老人ホーム:
・看護師配置は必要でないが、運営費はかかる

自宅:
・一番安い
・訪問診療+訪問看護でも、施設より安い

 

というように、
国はとにかく安い方向へ、
医療から介護へ、
施設から自宅へ、

と、移行して欲しい、
というわけです。

 

具体的に診療報酬の単位数は
知りませんが、国がやろうと
していることを理解することで、、、

動きが見て取れます。

 

「自宅に帰れますよ」

なんて国が言う場合は、
裏ではこういう仕組みがあるから、、、、

なんですよね。

 

点滴だけで自宅に帰るなら・・・

では今のように、
点滴だけを行っている状態で、
自宅に帰る場合はどうなるでしょうか。

 

・ケアマネージャの選定
・訪問診療医・訪問看護事業所の連携
・福祉用具・医療器具の対応
・ヘルパー他体制の対応

など一か月あればなんとかなりますが、
自宅の環境づくりなどは
そうとう慌ただしくなります。

 

ストレッチャー対応の介護タクシーを
手配して退院日の送迎や、
万が一の対応も想定します。

 

そこまでして、
家に帰ることを期待しているか・・・!?

自宅に帰ることで、
いいところもたくさんありますが、
家族の覚悟も相当必要です。

 

 

面会は出来るのか?

コロナ禍で大変な中、
感染者数が落ちない最中、
ですが、、、、

 

面会はどこの病院でも再開しつつあります。

もちろん介護保険の認定調査も
出来ますから安心を。

 

まだまだ同居の家族限定とか、
1週間に一組限定とか、
面会者への症状などのヒアリングとか、

色々と聞かれる場合はありますが、
面会が出来るなど緩和してきています。

 

だからそこは、
病院のご担当者や、
連携室の方や、
受付などで聞いて下さい。

 

以前のように画一的に

「面会はぜったい出来ない」

なんてことはありませんから、
ご安心ください。

 

 

あんしん村でも、

面会は再開しております。
玄関のビニールシートも撤去し、
キレイになりました。

マスクだけして頂ければ、
フェイスシールドなども
不要で面会できます。

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)