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No4317 辻仁成氏と江國香織氏の名著「冷静と情熱のあいだ」の映画を見て、認知症の見極め方と、続く介護の在り方を考える

朝はポタージュ、はやしです。

 

辻仁成氏と江國香織氏の名著「冷静と情熱のあいだ」の映画を見て、認知症の見極め方と、続く介護の在り方を考える

 

「冷静と情熱のあいだ」を見ました

先日、Prime Videoで

「冷静と情熱のあいだ」

を見ました。

当時の竹野内豊とケリーチャンとの、

くっつきそうで離れたり、

離れそうでくっつく、

でも実は両想い。

 

 

優柔不断な順正(竹野内豊)を見て、

簡単に篠原涼子を捨てる姿を見て、

おいおい!

もどかしい!

あ”あ”あ”ー

なんて思っていました(笑)。

 

 

原作は二人の作家が書いています。

高校生か大学生のころ、

辻仁成の小説にはまっていたので、

サヨナライツカ
ピアニシモ
海峡の光
白仏

など結構読み漁っていた作品の一つでした。

 

だから、当時は映画館に見に行ったのか、

レンタルビデオで借りたのか、

思い出せませんが、

映画を見ました。

 

 

当時画期的だったのは、

同じタイトルで、

話のあらすじを、

江國香織氏と書き分けたこと。

 

何度も何度も打合せをし、

辻仁成は順正(竹野内豊)側を、

江國香織はあおい(ケリーチャン)側を、

 

 

書いて、

両方読みながらも、

それぞれのストーリーと、

それぞれの想いと、

二人のごくまれな接点を、

微妙な心境の表現を、

楽しみに読んでいた気がします。

 

 

そんな順正(竹野内豊)の仕事は、

古き良き絵を修復する、絵画修復士です。

才能あふれ師事した先生が嫉妬するほどの、

腕の持ち主です。

 

 

図書はテープで修繕しないで!

そんな姿を映画で見たものだから、

こんなニュースが飛び込んできたら、

超気になる(笑)。

 

 

だから、図書館で借りた図書を、

万が一破ってしまった場合は、

安易にセロハンテープで修繕するんじゃなく、

「正直に申し出て欲しい」

と図書館司書の方々はおっしゃる。

 

だよね、R氏(笑)。

 

すると、、、

順正が修復してくれる!

わけないか(笑)。

 

 

 

認定調査員テキストがぼろぼろになってきました

 

こちらは秀才・順正の手を借りれないほど(笑)、

セロハンテープで修繕しても追いつかず、

ページがばらばらになりつつあります。

その書籍は

「認定調査員テキスト2009」

使いすぎてボロボロになっています(笑)。

 

 

付箋が貼ってあるのは、

・障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)

・認知症高齢者の日常生活自立度

といった項目です。

もちろんスマホでブックマークしてあるんですが、

やっぱり都度見直したくなるんですよね。。

 

 

そんな認定調査員テキストですが、

どこで手に入るのかいざ知らず、

(探しても出てこず)

 

厚生労働省サイトでダウンロードだけ出来る状態

です。(リンク貼ってあります)

 

 

認定調査員って何?

 

認定調査員とは、

介護保険の申請を行ったときに、

要支援1・2・要介護1・2・3・4・5

 

を決めるための90項目を超える

調査を行う人のことを認定調査員と言いますが、

その方のための鉄板テキストなわけです。

 

 

要介護度=介護の手間

です。

90項目を超える調査を行い、

・トイレでのお手伝いが必要

・物忘れがある

といった介護の手間を、

 

 

「介護なし、一部介助、全介助」

と分類していくことで、

要介護認定等基準時間というのが分かり、

それを7分割したもの(正確には6分割)

したのが要介護度というわけです。

 

 

残念ながら介護保険は万能ではありませんし、

出来ないこともいっぱいあります。

 

どうなったら要介護2になるのか?

どうしたら要支援のままで行けるのか?

それは一次判定をすればおおむね分かります。

(厳しくなっていますけど)

 

だからそれを踏まえて、

地域包括支援センターさんや、

担当のケアマネージャさんと相談していく、、、、

ことも大事ですね。

 

 

だから

「介護で大変だ、大変だ」

と騒ぐことも大事ですが、

「介護の何で時間がかかっているか、どこに手間がかかっているか?」

をある程度把握して認定調査に挑むと、

希望通りの要介護度が出ます。

 

まさに、感情で振り回されない、

冷静すぎてもだめ、

冷静と情熱のあいだで考える!

ですね(笑)。

 

 

例えば、

「認知症の方が何度も同じ話をしに来て困る、

何度もお茶くれと来て困る」

という場合は、

「認知症の方が大変だ!」

という気持ちも分かります。

しかし、

毎日何度もお茶くれと言いに来て、都度話をしたり対応で時間がかかる」

「デイサービスの日付が分からず、毎朝家族が電話してようやく行ける」

「となりの家が夜中にうるさくて、毎週言い、しまいには警察にまで連絡して対応に困っている」

(実際はうるさくないです)

 

といったように、

どんな手間がかかっているかを、

整理しておくとスムーズです。

 

もちろん、その場でヒアリングしますから、

整理しながら話をしましょう。

 

 

認知症かどうかの見極めのポイント

 

ちなみに

前述の「冷静と情熱のあいだ」では、

ケリーチャンが30才になる誕生日に、

「ミラノのドゥオモの頂上で会いましょう」

と約束をして数年ぶりかに会うことができました。

(写真はフィレンツェのドゥオモ)

 

 

とたった一回の約束を覚えている、

は認知症ではありません。

大変すばらしいことです。

 

 

もちろん、

・名前が思い出せない、

・顔は知っているけど、すぐ名前が出ない。

というのも認知症ではありません。

 

 

そもそも覚えていられない

のが認知症であり、

顔を覚えているというのは単なる物忘れ、

ということになります。

 

 

だから、

「妻を見て姉だ」と言ったり、

音がしないのに「音がする!」と言ったり

するのが典型的な例でしょう。

 

 

認知症の方はそれを真面目に言ってこられます。

もちろん感情で接してあげたいのですが、

冷静に接しすぎてもドライでいけません。

 

冷静と情熱のあいだ

にスタンスを置いて、

認知症の方と接して頂ければ、

そして、

楽しみや小さな喜びを見出してもらえれば、

 

 

継続できる介護になり、

介護者もストレスがたまりすぎないことでしょうね。

 

 

 

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ABOUT US

HAYASHI
S49/12/9福井市生まれ。 地元円山小学校区で、有料老人ホームあんしん村とあんのんデイサービスをH18/8から運営する。(カフェはH31/2閉店しデイへ) 富山大学経済学部から東京でエンジニアを7年経験し、帰福して起業。 30歳代で2回の相続体験と、有料老人ホームでの経験から、相続や終活で困らないために終活ケアマネージャとして活動中。 保有資格は介護福祉士、主任ケアマネ、初級シスアド、普通二種免許のため介護タクシーも運営している。 火星人+、ペガサスの奇人変人タイプ(笑)。 特技:マダムキラー、あんしん村の入居者さんから毎日告白されている(笑)